レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2002/12/27
- 登録日時
- 2005/02/17 02:16
- 更新日時
- 2009/08/26 12:10
- 管理番号
- 埼久-2002-120
- 質問
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未解決
『川越大事典』〈柳沢吉保〉の項に、三富新田の開拓計画は「王安石(宋の宰相)の阡陌法による」とあるが、その出典と意味を知りたい。
- 回答
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出典と意味までは記述が見あたらず。三富新田の研究者の連絡先を質問館に連絡する。
- 回答プロセス
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〈王安石〉については、『宋史 30 傳』(中華書局)ほかに、様々な農業制度の改革を行った旨の記述があるが、〈阡陌法〉は見あたらず。
中国の土地制度を調べると、「中国古代社会論」(渡辺信一郎 青木書店 1986:県内公共図蔵)、古賀登「阡陌攷」(『史学雑誌 83(3)』)に、土地制度である〈阡陌制〉についての記述はあるが、時代が異なるうえ〈王安石〉との関連も不明。
〈三富新田〉から調べると、『所沢市史研究 2』所収の「元禄初年川越藩政の一齣」(大舘右喜)に質問と同様の記述があるが、それ以上のことはわからず。
〈阡陌〉という語について調査する。
『広辞苑』『日本国語大辞典』『大漢和辞典』等に「田や地所の境界」「耕作地」等の意あり。
『国史大辞典』〈条里制〉の項に、「中国の阡陌の法(日本での条里制開拓)は、…」という記述も見られる。
『川越大事典』の執筆担当者に問い合わせるが、わからず。
上記資料の執筆者から、研究者である大舘右喜氏と大野瑞男氏の連絡先を紹介いただき、質問館に連絡する。
- 事前調査事項
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調査済資料:「新版世界各国史 3」「世界の歴史 7」(中央公論社)「中国文明の歴史 6」「岩波講座世界歴史 9」「中国の人と思想 7」「中国詩人選集 2-4」「王安石」(佐伯富)「王安石」(東一夫)
- NDC
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- 農業経済・行政・経営 (611 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 土地制度-歴史-中国-宋時代
- 王 安石(オウ アンセキ)
- 埼玉県-川越市-川越藩
- 郷土資料
- 柳沢 吉保(ヤナギサワ ヨシヤス)
- 三富新田(サントメシンデン)
- 埼玉県-所沢市-三芳町
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000020217