レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 山形県立図書館 (2110039) | 管理番号 (Control number) | 山形県-2008-0043 | |||||
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事例作成日 (Creation date) | 2010年02月11日 | 登録日時 (Registration date) | 2010年02月11日 16時07分 | 更新日時 (Last update) | 2010年03月04日 15時43分 | |||
質問 (Question) | 山形城の石垣の石材は何か、(岩石名)また、その石材の産地はどこか。 | |||||||
回答 (Answer) | お問い合わせのいただいた石垣について、山形県史・山形市史に記載が見当たりませんでした。 ただ、昭和53年に山形市制90周年事業として提案された「山形城復原」は30年の長期にわたる計画ですが、「山形城跡二ノ丸東大手門復原建設事業」がその第一弾として、平成3年3月25日に竣工落成式を行っております。その復原建設工事報告書に記載がありましたので、該当箇所を御紹介します。 「史跡・山形城跡二ノ丸東大手門復原建設工事報告書」のP40~43『ハ、石垣工事」の項中石の種類及び産地として次のような記載があります。 『現存している石垣は、山形市の市街地の東北部を流れる馬見ケ崎川の河原石を使って積み上げられており、今回の復原にあたっても同じ蔵王山系安山岩を使用した。(略)復原の場合は、同じ材料を用いることが重要である。幸いにも今回は現存の石材と同じものが確保できた。その結果、使われた材料は以下の通りです。 ・隅石は、蔵王温泉三度川よろ原石採取。・平石、階段石は、馬見ケ崎川より河原石を採取。・高麗門脇階段石は、宮城県秋保町産出(発掘調査した結果、柱状の凝灰岩が、階段状に数個発見された。時代等は特定できなかったが、山形城の遺構と推定されるため、この部分については、凝灰岩を使用した) また、石垣の工事に関しては、「やまがた歴史と伝説」のP164~167に『霞城の石垣の刻紋様』の一文がありますが、石の産地については特定する記載がありません。 | |||||||
回答プロセス (Answering process) | ||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||
備考 (Notes) | ||||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 郷土 | 質問者区分 (Category of questioner) | 図書館 | |||
登録番号 (Registration number) | 1000063109 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |