レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年06月13日
- 登録日時
- 2018/12/07 17:50
- 更新日時
- 2018/12/07 18:04
- 管理番号
- 千県東-2018-0004
- 質問
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解決
ルーヴル美術館で所蔵されているファルコネの天使像の写真(図版が大きくカラーのもの)を探している。
その天使像は「不気味なクピド」とも呼ばれているらしいが、正式名称はわからない。
探しているのは、このサイトの写真と同じ天使像。「travel.jp」(https://4travel.jp/travelogue/10179208)
- 回答
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次の資料を提供した。
【資料1】『世界美術大全集 第18巻 西洋編 ロココ』(小学館 1996)
p155「エティエンヌ=モーリス・ファルコネ 威嚇するクピド(L'Amour menaçant)【パリ、ルーヴル美術館】」
(図版カラー、およそ縦30㎝×横23㎝)
- 回答プロセス
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・基本事項の確認のため、『オックスフォード西洋美術事典』(講談社 1989)を引く。p864に「ファルコネ エティエンヌ=モーリス(1716~91)」の項があり、フランスの彫刻家で、代表作の「しのび寄るキューピット」等がルーヴル美術館に所蔵されていること等の記述があった。
・図版を探すため『西洋美術作品レファレンス事典 版画・彫刻・工芸・建造物篇』(日外アソシエーツ 2006)で「ファルコネ、エティエンヌ・モーリス」を引く。p562に主要な美術全集に収録されているファルコネの作品の一覧があり、「威嚇するクピド(L'Amour menaçant)」という作品が【資料1】に掲載されていることが分かった。
・利用者に提供したところ、この資料で良いとのことであった。
(インターネットの最終アクセス:2018年8月1日)
- 事前調査事項
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『ルーヴルとパリの美術 4 ルーヴル美術館』(小学館 1986)のp371に「ファルコネ 不気味なクピド」が掲載されている。探している像はこの像であるが、写真が白黒で図版が大きくなかった。もっと大きい図版で見たい。
その他、依頼元館による調査済み資料は以下の通り。
『一日で鑑賞するルーヴル美術館』(小池寿子著 新潮社 2006)
『ルーヴルとパリの美術3』(小学館 1985)
『ルーヴル美術館の楽しみ方』(赤瀬川原平著 新潮社 1991)
『NHKルーブル美術館7』(日本放送出版協会 1986)
『NHKルーブル美術館6』(日本放送出版協会 1986)
『NHKルーブル美術館5』(日本放送出版協会 1986)
『NHKルーブル美術館4』(日本放送出版協会 1985)
『NHKルーブル美術館3』(日本放送出版協会 1985)
『NHKルーブル美術館2』(日本放送出版協会 1985)
『NHKルーブル美術館1』(日本放送出版協会 1985)
『原色世界の美術1』(小学館 1989)
- NDC
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- 彫刻 (710 9版)
- 彫刻史.各国の彫刻 (712 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『世界美術大全集 第18巻 西洋編 ロココ』(小学館 1996)|2100055373;
- キーワード
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- ファルコネ・エティエンヌ・モーリス
- Falconet Etienni-Maurice
- 威嚇するクピド
- ファルコネの天使像
- 不気味なクピド
- しのび寄るキューピット
- L'Amour menaçant
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館 図書館
- 登録番号
- 1000247394