レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/12/16
- 登録日時
- 2011/01/19 02:00
- 更新日時
- 2020/03/18 14:07
- 管理番号
- 京資-162
- 質問
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解決
元禄3(1690)年12月9日に京都で大火事があった。そのことについて記述されている資料をみたい。
- 回答
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『日本災変通志』によると、元禄3年12月9日の京都大火は、新町通から出火し、南北二町、東へ六町余りが焼失したとされている。また、『火消暦』によると、禁裡付近より出火し、千余戸を焼失したとされている。
- 回答プロセス
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(1)災害史関連の資料を調べた。
(2)『日本災変通志』p398の元禄3年12月9日の項に、「京都火災(実記)」「京都大火。新町通り出火。南北ニ町、東へ六町余焼失す(年代著聞集七)」と記載されていた。
(3)「実記」は『国史大系 第43巻 徳川実紀 第6篇』を参照したが、(2)の情報以上のことは記載されていなかった。また、「年代著聞集」は当館所蔵なしのため確認できなかった。
(4)『火消暦』p23の元禄3年12月9日の項に、「京都大火、禁裡付近より出火、千余戸を焼失」と記載されていた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 行政 (317 9版)
- 参考資料
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- 『日本災変通志』 池田正一郎著 新人物往来社 2004.12 746p (当館請求記号210.17/I32)
- 『国史大系 第43巻 徳川実紀 第6篇』 黒板勝美編輯 吉川弘文館 1931 752p (当館請求記号210.08/KO53/43)
- 『火消暦 自慶長6年(1601)至明治7年(1874)』 小池猪一著 国公立所蔵史料刊行会編 誠文図書 1979 72p (当館請求記号Y/317.79/002082)
- キーワード
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- 京都大火
- 火事
- 災害
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 団体
- 登録番号
- 1000076753