レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/07/05
- 登録日時
- 2010/07/12 12:58
- 更新日時
- 2015/12/09 12:12
- 管理番号
- 日進10S-18
- 質問
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解決
「(西洋珍説)人肉質入裁判」(にんにくしちいれさいばん)とは誰が書いたどの様な作品か。
- 回答
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原作はシェイクスピアの『ヴェニスの商人』
翻訳者は井上勤(いのうえ つとむ)。
- 回答プロセス
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自館OPACで「西洋珍説」と検索。
『シェイクスピア翻訳文学書全集 2』(932/066/2)に「西洋珍説人肉質入裁判 井上勤訳」と表示あり。
『シェイクスピア大事典』(932/071)にて索引より「人肉質入裁判」で引くと、「ラムの『シェイクスピア物語』の翻案の形で翠嵐(藤田鳴鶴)や井上勤らによって紹介され、『ヴェニスの商人』は『人肉質入裁判』の名で広く知られるようになった」とある。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本文学 (910 7版)
- 英米文学 (930 7版)
- 参考資料
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- 『シェイクスピア翻訳文学書全集 2』シェイクスピア/川戸道昭、榊原貴教編/大空社/1999/(932/066/2)人肉質入裁判が収録されている。
- 『シェイクスピア大事典』荒井良雄[ほか]編/日本図書センター/2002/(932/071)p631
- キーワード
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- 西洋珍説
- 人肉質入裁判
- シェイクスピア
- 明治
- 井上勤
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 近代デジタルライブラリーで原本の画像を見ることが出来る。http://kindai.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/896975 (2015/12/9 最終アクセス)
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 司書講習生
- 登録番号
- 1000069006