レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20030813
- 登録日時
- 2005/02/04 02:14
- 更新日時
- 2005/11/28 17:13
- 管理番号
- K2003F1632
- 質問
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解決
「神垣秀六」という人物に関し、『佐賀史談』のほかに自伝・伝記等があるか。
- 回答
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神垣秀六については、『法窓風雲録〈上〉』(野村正男 朝日新聞社 1966 <320.28-N934h>) pp.338-360 「神垣秀六」 に訪問記が掲載されています。訪問記では神垣が、自分や自分のふるさと、先輩、自分の担当した事件などについて語っており、肖像・略歴も付されています。
また、自伝、伝記の類ではありませんが、『五・一五事件』(保阪正康 草思社 1974 < GB521-74>)pp.348-361 「民間側公判」 の中にも神垣に関する描写が若干あります。五・一五事件では軍人のみならず民間人も参加したため、裁判は、海軍側は東京軍法会議で、陸軍側は第一師団軍法会議で、民間側は東京地裁で行われました。神垣は東京地裁における民間側公判の裁判長を務めており、その時の被告人らとのやり取りなどが記載されています。
さらに、神垣に関するごく簡単な紹介〔肖像、略歴等〕は、以下の資料にも記載されています。
『帝国法曹大観』 帝国法曹編纂会 1929 p.244
『全国弁護士大観』佐原泉 法曹公論社 1977 p.210
『日本法曹界人物事典 司法篇 第5巻』 ゆまに書房 1995〔昭和15年刊『大日本司法大観』の複製〕p.38
『年刊 人物情報事典 '82 1政治・官界・法曹編』日外アソシエーツ株式会社編・出版 1982
p.233〔1981年5月31 日 朝日新聞朝刊の死亡記事の転載〕
< >内は当館請求記号
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 神垣秀六
- 五・一五事件
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 公共図書館
- 登録番号
- 1000014395