レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/9/2
- 登録日時
- 2016/10/24 00:30
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M16100609383425
- 質問
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林芙美子が岡山の「つるのたまご」という菓子について書いた文章があると聞いて調べている。貸出のできる資料を教えてほしい。
- 回答
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「つるのたまご」は、明治時代から岡山市にある下山松壽軒で作られている外はマシュマロで、中は黄身餡の菓子。「つるの玉子」の下山松壽軒の商品紹介から、『放浪記』第三部にあるとわかった。菓子名は「鶴の卵」もしくは「鶴の卵子」という表記となっている。
①の資料については、同様の記載があった。第三部「ガラテヤ」の「八月×日」の「岡山の内山下へ着いたのが九時頃。」で始まる記述において、「義父が岡山の鶴の卵子と云ふ菓子を買つて來てくれた事を思ひ出した」とある。
②の資料については「義父が岡山の鶴の卵と云ふ菓子を買つて來てくれた事を思ひ出した」とある。
③と④の資料については現代仮名遣いとなっており、「義父が岡山の鶴の卵と云う菓子を買って来てくれた事を思い出した」とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 小説.物語 (913 9版)
- 参考資料
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①林芙美子『林芙美子放浪記』 論創社,2012,363p. 参照はp.324.
②林芙美子『放浪記』 新潮社,1953,454p. 参照はp.422.
③林芙美子『放浪記』 新潮社,2002,571p. 参照はp.505.
④林芙美子『放浪記』 新潮社,1979,483p. 参照はp.427.
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①林芙美子『林芙美子放浪記』 論創社,2012,363p. 参照はp.324.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2016100609345383425
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000198699