レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/06/14
- 登録日時
- 2016/07/29 00:30
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M16052710580027
- 質問
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資料①『岡山の道しるべ』に、由加在住の藤原丈夫が「由加山の歌妓がたてた碑」のことを雑誌に披露したとあるが、この雑誌は何か。
また、この碑には22人の歌妓の名が記されているとあるが、資料②『岡山の金毘羅往来』には23人とある。どちらが正しいか。
- 回答
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デジタル岡山大百科・郷土雑誌記事索引で検索したところ、藤原丈夫の記事として資料③「続瑜伽山繁昌記 成島柳北をめぐる女たち」があった。
内容を確認したところ、質問の碑に関するものである。
また、資料①と資料③には碑文が翻刻されている。
「西屋内お瀧鶴香お愛小ま壽若梅/島屋内八重吉若鶴照き知恵美香栄二/山口屋内お安萬吉お玉小か津小ひ奈/煙草屋内お津彌千代鶴綿屋内一楽お梶/大和屋内小梅升屋内三吉下煙草屋内お幸」(/は改行を示す。資料①は新字体)。
翻刻をそのまま読むと、22人分をカウントできるので、資料②は数え間違い、あるいは誤字の可能性が考えられる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 交通史.事情 (682 9版)
- 参考資料
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資料①厳津政右衛門『岡山の道しるべ 岡山文庫70』岡山,日本文教出版,1976,174p.参照はp.39-40.
資料②加原耕作『岡山の金毘羅往来 山陽カラーシリーズ13』岡山,山陽新聞社,1980,28p.参照はp.25.
資料③藤原丈夫「続瑜伽山繁昌記 成島柳北をめぐる女たち」,『岡山春秋』4巻9号,1954.12,岡山春秋社,参照は、p.21-23.
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資料①厳津政右衛門『岡山の道しるべ 岡山文庫70』岡山,日本文教出版,1976,174p.参照はp.39-40.
- キーワード
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- 成島柳北
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2016052710502680027
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000195351