レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/01/07
- 登録日時
- 2011/06/01 02:06
- 更新日時
- 2024/03/30 00:34
- 管理番号
- M10012810255084
- 質問
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日本の城の石垣に使う石材を運搬した船について知りたい。
- 回答
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資料1の「石材と運搬[産地]」の「船を使う」に,「石材専用の船の構造は,幅が広く船底が平らな吃水の浅いもので,平田船・段平船・石船などと称され,八〇石積み,九〇石積みが知られている。」とあり,関連する記述がある。資料2の「平田船(平太船・段平船)」には,細川家史料の「平太舟」,江戸城増築の普請に使われた石材の運搬などに関する記述がある。資料3には,「慶長九年の石船調達には,二八家の大名と堺の豪商尼崎又次郎が命じられている」など,関連する記述がある。また,石を運ぶ船の呼び方については,資料4に「ダンべエ船は川船の一種であり,海船で同じように呼ばれる船はなかった」,関東地域で「大阪の石船と同様の甲板を張った石船は修羅船と呼ばれていた」などの記述がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本の建築 (521 9版)
- 参考資料
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- 資料1:三浦正幸監修『図説・城造りのすべて』学習研究社,2006,157p.参照はp.44-47. 資料2:児玉幸多・坪井清足監修『日本城郭大系 別巻1 城郭研究入門』創史社,1981,409p.参照はp.313-315 . 資料3:野中和夫編『石垣が語る江戸城』同成社,2007,382p.参照はp.21-23. 資料4:石井謙治著『海の日本史再発見』財団法人日本海事広報協会,1987,278p.参照はp.175-179.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2010012810294955084
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000086830