レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年04月07日
- 登録日時
- 2017/03/15 13:58
- 更新日時
- 2017/06/07 14:34
- 管理番号
- 埼熊-2016-136
- 質問
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解決
元禄16年に相模、武蔵、現在の静岡県周辺で起こった大地震の後、奉行所や幕府が村などに送った救済金の記録や明細が載っている資料が見たい。
- 回答
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下記資料を紹介した。
『小田原市史 通史編 近世』(小田原市 1999)
p387-388 「元禄16年(1703)に起きた大地震は(略)藩主の大久保忠増は江戸にいたが、12月1日には幕府から拝借金一万五〇〇〇両を借り出し、同月五日急ぎ小田原へ立ち戻った。(略)幕府から小田原宿へ拝借金一五〇〇両と米三〇〇俵が支給され、箱根宿には拝借金三〇〇両と米五〇俵が供与され、ともに再建が図られた。」とあり。
『小田原市史 史料編 近世2 幕領1』(小田原市 1989)
p377-383 「253 元禄十六年十一月 小田原大地震について書き上げる」
「御拝借金壱万五千両」等、前記「通史編」の典拠となる記述あり。家中への救済金の記述あり。
- 回答プロセス
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1 参考図書を調べる
『国史大辞典 5』(吉川弘文館 1985)
p246 「げんろくのじしん 元禄の地震」参考文献に「大日本地震史料」あり。
『大日本地震史料』(思文閣 1973)
p281-307 「元禄十六年の大地震」記録あり。被害の詳細はあるが、救済金の記述はなし。
2 市史を調べる(回答資料)
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 関東地方 (213 9版)
- 参考資料
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- 『小田原市史 通史編 近世』(小田原市 1999)
- 『小田原市史 史料編 近世2 幕領1』(小田原市 1989)
- キーワード
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- 元禄地震
- 救済金
- 拝借金
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000211737