レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/07/10
- 登録日時
- 2009/01/23 02:10
- 更新日時
- 2009/01/27 13:14
- 管理番号
- 埼浦-2008-025
- 質問
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未解決
『埼玉史料辞典』p368にある、「大里郡郷土誌」シリーズの内容と原本の所在を知りたい。概ね明治44年頃、各村の尋常高等小学校から刊行されているようだ。
- 回答
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以下の資料・情報を紹介した。「大里郡郷土誌」は全41冊あり、その内の34町村郷土誌の所在は判明したが、それ以外は不明だった。
1 内容について
『埼玉県大里郡郷土誌』(埼玉民報社 1919)
例言によると、大里郡郷土誌は、明治42年6月、大里郡小学校長会議の決議に基づいて、郡内各町村小学校長が各自町村一冊の編纂を分担して完成させたもので、41冊ある旨の記述あり。本書は、後編にこの郷土誌の抄録を掲載したもの。
『花園村郷土誌 花園町郷土史料1』
序によると、「当時の大里郡教育会が中心となって、各村単位に作成された全四十一冊」とあり。本書はこの中の一冊。
2 所在について
『花園村郷土誌 花園町郷土史料1』の凡例によると、「原本は、現在花園町教育委員会で保管している」とあり。花園町は現在の深谷市。
深谷市立図書館に問い合わせたところ、「大里郡郷土誌」シリーズのうち、33の町村郷土誌を所蔵しているとの回答を得た。また、その他の町村分(熊谷町・久下村・大幡村・玉井村・幡羅村・深谷町・岡部村)は所蔵しておらず、所在は不明とのこと。
※以上、34町村郷土誌の所在から判明した。他の7町村分は所在不明だった。
- 回答プロセス
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『埼玉県大里郡郷土誌』(埼玉民報社 1919)の例言により、全41冊あることが判明した。また、本書の後編に郷土誌の抄録が掲載されているため、目次を基にどのような郷土誌があるかを把握した。
『花園村郷土誌 花園町郷土史料1』の凡例によると、「原本は、現在花園町教育委員会で保管している」とあり。花園町は現深谷市。
所在確認をするため、深谷市立図書館に問い合わせたところ、「大里郡郷土誌」シリーズのうち、33の町村郷土誌を所蔵しているとの回答を得た(花園町分は除く)。
『埼玉県大里郡郷土誌』の目次により、残りの所在不明の町村分を確認したところ、熊谷町・久下村・大幡村・玉井村・幡羅村・深谷町・岡部村であることが分かった。このうち、幡羅村・深谷町・岡部村は現深谷市域であり、深谷市立図書館で未所蔵となると、所在の探索は困難と思われる。
同じく所在不明の町村分のうち、熊谷町・久下村・大幡村・玉井村は、現熊谷市域のため、熊谷市市史編さん室に問い合わせたところ、市史編さん室・熊谷市立図書館とも未所蔵との回答を得た。
結果、7町村分については所在不明だった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 出版 (023 9版)
- 参考資料
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- 『埼玉県大里郡郷土誌』(下田江東 埼玉民報社 1919)
- 『花園村郷土誌 花園町郷土史料1』(大里郡教育会 花園町 1997)
- キーワード
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- 大里郡-埼玉県
- 郷土資料
- 明治時代-尋常高等小学校
- 出版
- 照会先
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- 深谷市立図書館
- 熊谷市市史編さん室
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵機関調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000051005