レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/06/29
- 登録日時
- 2007/12/01 02:11
- 更新日時
- 2010/02/16 10:04
- 管理番号
- 埼熊-2007-039
- 質問
-
未解決
勘定奉行近江守荻原重秀(1658-1713)の句「金山のいんとく照らす時の管」の意味を調べてほしい。
- 回答
-
「佐渡国略記 古文書 上」(新潟県立佐渡高等学校同窓会 1986:新潟県図所蔵)p262で句の確認はできたが、意味が掲載されている資料は見つからなかった。
- 回答プロセス
-
俳句関係の資料を探す。『俳句大観』『評解名句辞典』(森北出版)等には該当の句は見つからず。
《MAGAZINEPLUS》を検索し、雑誌『This is 読売 1998.12月号)』p301に〈上風〉の句2点あるが、別の句。
荻原重秀関係資料や『新潟県史 通史編3、4、別編1』(新潟県)等の新潟関係資料にあたるが俳句に関する記述なし。
新潟県立図書館へ「佐渡国略記 古文書 上・下」(新潟県立佐渡高等学校同窓会 1986:新潟県図所蔵)の内容確認を含め、調査を依頼する。以下の回答をいただく。
「同資料 上巻」p262に重秀の句の確認はできたが、意味はなし。
その他の郷土資料「新潟県県民百科事典」p154、「新潟県大百科事典」p229、「佐渡相川郷土史事典」p144、「佐渡風土記 下」p79、「佐渡金銀山史の研究」p152-160に、荻原重秀関連記述があるが句に言及したものではないとのことだった。
- 事前調査事項
-
「佐渡国略記 古文書 上」p262に掲載されていた俳句。佐渡から江戸に戻ってきた重秀が元寇4年に読んだ句で、号は「上風」とのこと。「勘定奉行荻原重秀の生涯」(集英社)には句に関する記述なし。
- NDC
-
- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
-
- 「佐渡国略記 古文書 上」(新潟県立佐渡高等学校同窓会 1986:新潟県図、国立国会図所蔵)
- キーワード
-
- 俳句-俳諧
- 荻原 重秀(オギワラ シゲヒデ)
- 勘定奉行-江戸時代
- 語義-解釈
- 照会先
-
- 新潟県立図書館
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000039878