レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/04/10
- 登録日時
- 2015/07/16 00:30
- 更新日時
- 2015/07/16 00:30
- 管理番号
- 6001008881
- 質問
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未解決
承暦元年(1077)藤原顕季の家で催した十番歌合(松頼切)の歌の意味が知りたい。
- 回答
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承暦元年の藤原顕季の家で催した十番歌合(松頼切)に関する資料は数点見つかりましたが、いずれも歌の意味については言及されていませんでした。
参考までに紹介します。
1.『平安朝歌合大成 4』(萩谷朴∥編著 同朋舎 1979)
内容は、本文の項目に全20首掲載されており、「成立名称」や「本文研究」「構成内容」「史的評価」「研究沿革」などについて記述されていますが、歌の意味についての記述はありません。
2.『山岸徳平著作集:2』(山岸徳平∥著 有精堂 1971)
「十番歌合に就いて」という論文が収録されています。ただし、歌の内容については、他歌集収録歌などとの比較についての記述がほとんどで歌の意味については触れられていません。
3.「松籟十番歌合と歌合證本鑑定の一方法」(萩谷朴/著 『国語と国文』334号 明治書院 1952.2)
334号に「松籟十番歌合と歌合證本鑑定の一方法」(p.9-20)と題する論文が収録されていますが、内容に関しては触れているものの、個々の詩の意味に関しての記述はありません。
4.『時代の美:第1部』(五島美術館学芸部∥編集 五島美術館 2012.10)
「松籟切 伝藤原行成筆」の承歴元年の藤原顕季の十番歌合うち所蔵の第九番の祝の歌が掲載されていますが、歌の意味につきまして書かれていません。
5.『田中親美』(名宝刊行会∥編 展転社 1985.7)
「対談・雅談は松の梢より」と題する田中親美・梅沢曙軒両氏の対談が収録されています。その中に松籟切について触れている個所がありますが、歌の意味につきましては記されていません。
[事例作成日:2015年4月10日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 8版)
- 参考資料
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- 平安朝歌合大成 4 萩谷/朴∥編著 同朋舎 1979 (1275-1281)
- 山岸徳平著作集 2 山岸/徳平∥著 有精堂 1971 (213-219)
- 國語と國文學 東京大学国語国文学会 明治書院 29(1-6)<333-338>
- 時代の美 第1部 五島美術館学芸部∥編集 五島美術館 2012.10 (54)
- 田中親美 名宝刊行会∥編 展転社 1985.7 (151-154)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌事項調査
- 内容種別
- その他,未解決
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000177327