レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/05/10
- 登録日時
- 2016/01/22 09:57
- 更新日時
- 2016/03/15 14:08
- 管理番号
- 埼熊-2015-117
- 質問
-
解決
東京都の戦前の区割りは35区ほどあったらしいが、どのような区で構成されていたのか知りたい。
- 回答
-
記述のあった次の資料を紹介した。
『東京の地名がわかる事典 読む・知る・愉しむ』(鈴木理生編著 日本実業出版社 2002)
p234-237「東京二三区ができるまで」のp236に「東京15区と新設された20区」の図あり。図中縦書きが新設された20区で中央部の15区と併せて35区の名称が確認できる。(但し旧町村名も併記されている。)
p234に「東京市(15区)は昭和7(1932)年10月1日、隣接する荏原・豊多摩・北豊島・南足立・南葛飾の五郡82町村を合併して20区を新設し、35区制の人口500万都市になった。」とあり。
『江戸東京学事典』(小木新造〔ほか〕編 三省堂 1987)
p327「市域大拡張」中に「市制施行当初の市域は、明治11年(1878)公布の郡区町村編制法による東京府15区(麹町、神田、日本橋、京橋、芝、麻布、赤坂、四谷、牛込、小石川、本郷、下谷、浅草、本所、深川)の区域であった。(中略)昭和7年(1932)10月1日隣接5郡82町村を編入して市域を大拡張し、新設の20区(品川、目黒、荏原、大森、蒲田、世田谷、渋谷、淀橋、中野、杉並、豊島、滝野川、王子、荒川、板橋、足立、向島、城東、江戸川、葛飾)を加えて東京市35区となる。」とあり。部分的にルビあり。
- 回答プロセス
-
その他調査済み資料
東京の地理の事典
『東京百科事典』(東京学芸大学地理学会30周年記念出版専門委員会編集 国土地理協会 1982)
p719「歴史年表」中に「1932 昭和7 10.1 大東京市ができる(5郡82町村を20区に統合、全部で35区になる)」とあり。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本 (291 9版)
- 関東地方 (213 9版)
- 参考資料
-
- 『東京の地名がわかる事典 読む・知る・愉しむ』(鈴木理生編著 日本実業出版社 2002) , ISBN 4-534-03345-1
- 『江戸東京学事典』(小木新造編 三省堂 1987) , ISBN 4-385-15384-1
- キーワード
-
- 東京都-地名
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 地名
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000187445