レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/01/17
- 登録日時
- 2021/03/20 00:30
- 更新日時
- 2021/03/20 00:30
- 管理番号
- 6001048291
- 質問
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解決
山本荷兮の「物うりの声聞たゆる師走哉」という句の解釈が知りたい。
- 回答
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『日本うたことば表現辞典 6 生活編 上』(p.303)をはじめ『古典俳文学大系 8 蕉門名家句集』(p.107)など歳時記や蕉門関係の資料を調査しましたが、句は掲載されているものの解釈が書かれている資料は見つかりませんでした。ただ、当該句は『卯辰集』に収録されていることがわかりました。そこで『卯辰集』に関する資料を調査したところ以下の資料に解釈が記されていました。
・『新日本古典文学大系 71 元禄俳諧集』(佐竹昭広/[ほか]編集委員 岩波書店 1994.10)
p.246に句が、p.245に解釈が掲載されています。記述を紹介しますと「市井にいた時はよく物売りが来ていたが、草庵に住むようになった今年の十二月は、物売りの声を聞くのもすっかり絶えてしまった。」となっています。
[事例作成日:2021年1月17日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 10版)
- 参考資料
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- 日本うたことば表現辞典 6 大岡/信∥監修 遊子館 2000.3 (303)
- 古典俳文学大系 8 集英社 1976 (107)
- 新日本古典文学大系 71 佐竹/昭広∥[ほか]編集委員 岩波書店 1994.10 (245,246)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000295557