レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年02月14日
- 登録日時
- 2013/03/12 11:28
- 更新日時
- 2013/06/11 17:35
- 管理番号
- 埼熊-2012-271
- 質問
-
解決
屋敷神の祭り方について記述のある資料を見たい。
- 回答
-
屋敷神の祭り方について記述のあった、以下の資料を紹介した。
『熊谷市史(熊谷地域編)調査報告書 民俗編 5 民間信仰・口頭伝承』(熊谷市教育委員会社会教育課市史編さん室 2008)
p29-31「屋敷神についての聞き取り調査(調査概観)」に、呼び方、祀り方、供え物、行事などについて記載あり。
『草加市史研究 6』(草加市史編さん委員会編 草加市 1989)
p107-166「草加の屋敷神」の章あり。
「屋敷神とは、一家の屋敷地の一隅やそれに接続した土地、少し離れたその家所有の田畑・山林などに祀られている小祠である。そして、(中略)その家の安全と弥栄(いやさか)を見守るように鎮座しているものである。」とあり。草加市に存在する屋敷神について所在地、祠の向き、起源など詳細にまとまっている一覧あり。『北本の屋敷神 北本市文化財調査報告書 13』(北本市教育委員会 1984)
p9-32「北本市の屋敷神」の章あり。
p11「「屋敷神」という言い方は学術用語であって、北本市内では「ウジガミサマ」、又は、市内に最も普遍的に分布する屋敷神の祭神である「稲荷」に即して「稲荷様」と呼ぶのが一般的である。」とあり。 各節ごとに祭神の性格や神屋の形態・方角・距離など詳細な記述あり。巻末に「祭神別分布図」と「屋敷神分布図 」の2枚付図あり。『伊奈町史資料調査報告書 8 伊奈町の屋号屋敷神』(伊奈町史編集室編 伊奈町 1992)
p153-175に「町内の屋敷神の調査結果」あり。屋敷神の定義(『世界大百科事典』『民間信仰辞典』『埼玉県史 別編2』から引用)、屋敷神の呼び方、祭神、屋敷神の社の位置・向き、設置の時期・由来、御利益、行事内容として、しめかざり、お供物、燈明などの記載あり。また、添付資料に屋敷神一覧、母屋からの方角等あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 風俗史.民俗誌.民族誌 (382 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
-
- 『熊谷市史(熊谷地域編)調査報告書 民俗編 5 民間信仰・口頭伝承』(熊谷市教育委員会社会教育課市史編さん室 2008)
- 『草加市史研究 6』(草加市史編さん委員会編 草加市 1989)
- 『北本の屋敷神 北本市文化財調査報告書 13』(北本市教育委員会 1984)
- 『伊奈町史資料調査報告書 8 伊奈町の屋号屋敷神』(伊奈町史編集室編 伊奈町 1992)
- キーワード
-
- 屋敷神
- 民間信仰
- 埼玉県-民間信仰
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000128747