レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/11/21
- 登録日時
- 2009/04/23 02:11
- 更新日時
- 2009/04/27 14:42
- 管理番号
- 埼熊-2008-122
- 質問
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解決
奈良の「マキムク遺跡」について知りたい。
- 回答
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〈纏向遺跡〉のこと。奈良県桜井市太田、東田(ヒガイタ)、豊前(ブンゼ)ほかに所在。巻向川が形成した扇状地上に立地した古墳時代の大規模な集落。記述のある所蔵資料を提供する。回答プロセス参照。
- 回答プロセス
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百科事典や遺跡・歴史関係の事典類を〈マキムク〉〈マキムクイセキ〉で検索する。
『平凡社大百科事典 13』p1313〈まきむくいせき 纏向遺跡〉に、纏向遺跡の所在地や特徴、歴史的意義などについてあり。
『日本古代遺跡事典』p555-556〈纏向遺跡〉に、纏向遺跡の所在地や古墳名、出土土器などについてあり。
『国史大辞典 13』p39〈纏向〉に、巻向にある古墳の特徴と発掘によってわかった史実などについてあり。
『大和・纒向遺跡』大和時代の都市・纒向遺跡について、出土物や最新の発掘成果等についてあり。また、纒向遺跡の主要論文や纒向遺跡についての座談会の様子あり。
寺沢薫「纏向遺跡と初期ヤマト政権」(『橿原考古学研究所論集 6』p35-72)
遺跡の特徴などがあり。
刈谷俊介「纏向遺跡の方格地割の可能性」(『初期古墳と大和の考古学』p300-311)
米川仁一「纏向遺跡と纏向古墳群に関する一私見」(『初期古墳と大和の考古学』p312-321)
共に遺跡の意味するものなどに関する論文。
『桜井市史 上』p659に先史時代、p663に古墳時代、p747に歴史時代と時代ごとに少々の記述あり。
『大和古代遺跡案内』p77-83に「纏向石塚古墳」あり。
『大和の古墳 1』p11-13に古墳の上空写真、p47-64「奈良盆地東南部の古墳」に各古墳名や特徴あり。
『文化財発掘出土情報:歴史・考古学の情報 320』巻頭グラビア「奈良県桜井市纒向遺跡」に、第149次発掘調査の概要と出土品の紹介あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 歴史補助学 (202 9版)
- 参考資料
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- 『平凡社大百科事典 13』(平凡社 1985)
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『日本古代遺跡事典』(吉川弘文館
1995) - 『国史大辞典 13』(吉川弘文館 1992)
- 『大和・纒向遺跡』(石野博信 学生社 2005)
- 『橿原考古学研究所論集 6』(橿原考古学研究所 1984)
- 『初期古墳と大和の考古学』(石野博信 学生社 2003)
- 『桜井市史 上』(桜井市役所 1979)
- 『大和古代遺跡案内』(泉森皎 吉川弘文館 2001)
- 『 大和の考古学 2 大和の古墳 1』(奈良県立橿原考古学研究所 近畿日本鉄道 2003)
- 『文化財発掘出土情報:歴史・考古学の情報 320』(ジャパン通信情報センター 2008)
- キーワード
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- 古墳時代-日本
- 纏向遺跡-桜井市-奈良県
- 遺構-遺跡-遺物
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000054129