レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年11月01日
- 登録日時
- 2013/10/26 13:12
- 更新日時
- 2014/02/08 11:19
- 管理番号
- レファ演85
- 質問
-
解決
よく戦争映画などで「ブラボー小隊」「ヤンキー中隊」などの部隊名が使われているが、
「ブラボー」「ヤンキー」という呼称は何なのか知りたい。
また、それに関する資料があれば読んでみたい。
- 回答
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下記情報及び資料を紹介する。
フォネティックコード(Phonetic Alphabet)、国際音標文字ともいう。
「ア」は「朝日」の「ア」など、聞き間違いが起こらないようにNATO軍や航空管制でも使用されている。
アルファベット26文字全てに適用。アルファ、ブラボー、チャーリー…ヤンキー、ズールーまで。
<出典>
①『おもしろくてためになる単位と記号雑学事典』(日本実業出版社、2001)
②『最新英和軍事用語辞典』(グリーンアロー出版社、1998)
③『現行法規総覧』
④『最新ハム用語辞典』(山海堂、1993)など
- 回答プロセス
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「戦争」「部隊名」という言葉から軍事関係の参考図書をブラウジングする。
『軍事用語辞典 インタープレス版』(アイピーシー、1987)
『最新軍事用語集 英和/和英対訳』(日外アソシエーツ、2007)等を見てみる。
①に音声通信用語のページがあり、Phonetic Alphabet(音標字母)としてアルファベットの一覧がある。
Bがブラボーで、Yがヤンキー。
②にはPhonetic Alphabetの項があったが簡単な説明のみ。
③にもPhonetic Alphabetの項あり「無線機または電話で電信文を伝えるとき、文字を確認するために用いられる標準語句表」と説明あり。
カタカナ書きではあるがAからZまでが記載。
*の「標準語句表」を調べる
インターネットで検索語「標準語句表」として検索しても良いページがヒットせず。
「ヤンキー」と掛け合わせると「フォネティックコード、和文通話表、欧文通話表、モールス信号」という個人サイトがヒット。説明は大体同じ。
どうやら戦後、国際電気通信連合で統一されたものがあるようで、それに基づいて“無線局運用規則”の14条別表5に定められているらしい。
『現行法規総覧』五十音索引で【無線局】で検索。
81巻に無線局運用規則あり。別表5に一覧あり。
(欧文通話表という名称)ここには和文通話表も掲載あり。
改めてインターネットで「ブラボー ヤンキー 部隊名」等で検索すると、
管制官・欧文通話表・NATO・フォネティックコード・フォネティクス・無線・航空自衛隊という言葉が出てくる。
航空管制関係、無線関係の棚をあたり回答資料④に辿りつく。
- 事前調査事項
- NDC
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- 国防.軍事 (390 9版)
- 度量衡.計量法 (609 9版)
- 通信工学.電気通信 (547 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- フォネティックコード
- 国際音標文字
- Phonetic Alphabet
- 標準語句表
- 無線局運用規則
- 航空管制
- 無線
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- ※ウェブサイトについて(参照2013-11-8)
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 係内演習 図書館
- 登録番号
- 1000139591