レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/05/13
- 登録日時
- 2014/06/11 00:30
- 更新日時
- 2014/06/13 16:52
- 管理番号
- 6000016321
- 質問
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解決
中学校の美術の調べ学習で、やきものの技法「吹墨(ふきずみ)」について、教科書内にある以下の内容より詳しい解説や技法の説明を探している。
(以下引用)
兎皿(染付吹墨岩桜滝兎文皿:ソメツケフキズミイワザクラタキウサギモンザラ)
磁器/口径21.4cm/17世紀前期
食器や花瓶などにも動物がたくさん登場します。
白い磁器に白うさぎを浮かび上がらせるこの技法は吹墨と呼ばれています。
- 回答
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下記のような記載が、『すべてがわかる!やきもの技法辞典』などにあり。
・素地に文様の型紙をあてておいて、その周囲に霧吹きなどで呉須を吹き付けると、幻想的なぼかし模様が生まれる。
・墨汁を吹きかけたときの現れる霧状の文様で、主に染付にみられる装飾技法である。中国・明時代の古染付に用いられたのが始まりとみられている。日本では、有田において、初期伊万里の装飾技法として施されたのが始まりである。
- 回答プロセス
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751(陶芸)の書架を探したところ、参考資料欄に記載の図書2冊に記載があり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 陶磁工芸 (751 9版)
- 参考資料
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- 『すべてがわかる!やきもの技法辞典』「つくる陶磁郎」編集部/編(双葉社)
- 『産地別すぐわかるやきものの見わけ方』佐々木 秀憲/監修(東京美術)
- キーワード
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- 陶芸(トウゲイ)
- 吹墨(フキズミ)
- 伊万里(イマリ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 教科書に写真付きで掲載されている「染付吹墨岩桜滝兎文皿」についての詳しい解説もあれば見たいとのことであったが、市内全館の書架を探すも、こちらは発見できず。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 中学生
- 登録番号
- 1000154155