レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/08/14
- 登録日時
- 2019/11/05 00:30
- 更新日時
- 2019/11/07 09:55
- 管理番号
- 所沢狭山-2019-007
- 質問
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解決
なぜ万華鏡はあのように見えるか、記載のある資料を探している。
- 回答
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下記の資料に記載があります。
〇『万華鏡 鏡の中の宝石』』(NHK趣味悠々) 山見浩司/講師 日本放送出版協会 2008年
〇『はじめての手作り万華鏡』 山見浩司/著 誠文堂新光社 2015年
〇『魅惑の万華鏡』 照木公子/著 日東書院本社 2017年
〇『万華鏡博物館』 大熊進一/著 ベアーズ・日本万華鏡博物館 2008年
〇『手作り万華鏡帳(カレイドスコープノート)』 新谷松雄/著 東京図書出版 2012年
〇『万華鏡大全』 山見浩司/著 誠文堂新光社 2016年
〇『万華鏡』 大熊進一/文 文渓堂 2003年
〇『手作り万華鏡入門』 山見浩司/著 誠文堂新光社 2019年
〇『作って楽しむ万華鏡の秘密』 照木公子/編 文化出版局 2004年
- 回答プロセス
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1所蔵資料の内容確認
〇『万華鏡 鏡の中の宝石』(NHK趣味悠々) 山見浩司/講師 日本放送出版協会 2008年
p.20-21「万華鏡の映像が作られる仕組み」にイラストや写真での説明の記載あり。
「万華鏡の映像はどのように映るのか」に「実像である真ん中の♪は、ミラーに反射するごとに反転し、【図21-1】のようにabcのミラーに音符が映ります。(中略)映る順番は【図21-2】のとおりです。1に映ると音符は反転し、2に映ると元に戻り、3に映るとまた反転します。(以下省略)」との記載あり。
〇『はじめての手作り万華鏡』 山見浩司/著 誠文堂新光社 2015年
p.6「万華鏡の映像は、ミラーを通して見えたオブジェクトが反射をくり返すことによって構成されています。」との記載あり。
p.10「万華鏡映像とポイント数」にイラストと説明、p.11-16にミラーの組み方と映像についての説明と写真の記載あり。
〇『魅惑の万華鏡』 照木公子/著 日東書院本社 2017年
p.4「万華鏡の仕組み」に「万華鏡の仕組みは意外に簡単です。基本的には、鏡が2枚あれば、あの映像が得られるのです。合わせ鏡をすると映ったものが無限に映っていくということをご存知でしょう。万華鏡はその原理で作られています。」との記載あり。
p.5「万華鏡内部映像を生む鏡の仕組み(ミラーシステム)」に説明と写真の記載あり。
〇『万華鏡博物館』 大熊進一/著 ベアーズ・日本万華鏡博物館 2008年
p.167-171に「万華鏡の基本」の項あり。
p.170に「鏡の枚数は2枚使って円形映像を作る、3枚使って無限映像を作る、4枚も無限映像になる。(中略) 2枚の場合、鏡と鏡の間の角度によって映像が異なる。30度の角度で2枚組むと、6ポイント(頂点が6つある)の時計と同じ映像になる。5ポイントの36度に開いて組むと、星の形を見ることができ、8ポイントの22.5度の組み方をすると、ノートルダム寺院の薔薇窓になる。(中略) 日本の万華鏡の基本は3ミラーで、正三角形の組み方になる。正三角形がきちんと並んだ無限映像は、日本人の好みに合致する。(以下省略)」との記載あり。
〇『手作り万華鏡帳(カレイドスコープノート)』 新谷松雄/著 東京図書出版 2012年
第1章は「平面映像の万華鏡」、第2章は「立体映像の万華鏡」、第3章は「多面体映像の万華鏡」についての記載あり。
第1章の扉裏に「ミラーの先端面は視線方向と直角になっており、オブジェクトは端面に接して置かれる。先端から見えるオブジェクトの実像が、ミラーの反射によって繰り返され広がるのだが、広がり方はミラーの枚数や断面形状などによって異なる。広がる映像が平面的であるのが特徴である。」との記載あり。
△『楽しく作ろう!手作り万華鏡』 豊田芳弘/監修 ブティック社 2015年 《児童書》
p.48「鏡に映る光の反射や屈折によって起こる現象です。鏡の組み合わせによって、見え方がさまざまに変化する仕組みを覚えておけば、世界にひとつの自分だけの万華鏡を作ることができます。」との記載はあるが詳しい説明はなし。
丸、2面、3面、4面にミラーを張り付けたときに見える映像写真の記載あり。
△『カガミの実験』 立花愛子/著 さ・え・ら書房 1999年 《児童書》
p.20-21「なんときれいな万華鏡」に「カガミの中にカガミが映り、そのまた映ったカガミにも、もとのカガミが映っているようだ。」等の説明とイラストの記載あり。
2 本館の後日調査による追加資料
〇『万華鏡大全』 山見浩司/著 誠文堂新光社 2016年
p.24「万華鏡の映像」に「複数の鏡を組み合わせて作る万華鏡のミラーは多面鏡ですので、見るオブジェクトはひとつの実像が複数の鏡に反射を繰り返して、あの華麗な万華鏡映像を生みます。」との記載あり。
p.46に「基本的な万華鏡のしくみ」の項あり。
p.58「 万華鏡に使うガラスのミラー(鏡)」の項に、普通の鏡の裏面鏡と万華鏡で使う「鏡の表面で光を反射するため屈折せずに直接対象物が映」る表面鏡の違いについての説明あり。
〇『万華鏡』 大熊進一/文 文渓堂 2003年 《児童書》
p.30「美しさの秘密」に「表面鏡は文字通り、表面がミラーになっているため、(中略) 屈折がおきない反射をしていくため、美しい映像が得られます。万華鏡はその表面鏡を組んで作っていきます。2ミラーでV の字のように組むと、2枚の鏡が開いた空間をそれぞれ反射するので、丸く円形映像になります。(中略) 3ミラーで組むと3枚の鏡が全面反射するので、映像が無限に広がっていきます。(以下省略)」との記載あり。
p.26に「万華鏡Q&A」の項あり。
〇『手作り万華鏡入門』 山見浩司/著 誠文堂新光社 2019年
内容は、『はじめての手作り万華鏡』にほぼ同じ。
〇『作って楽しむ万華鏡の秘密』 照木公子/編 文化出版局 2004年
p.16「万華鏡の秘密」の項の「ミラーシステムと映像との関係」に「2枚以上の鏡(ミラー)を組み合わせ、角筒(円筒の場合もある)を作り、それを通して対象物(オブジェクト)を見る、それが万華鏡です。(中略) 映像は一つの実像が次々と反射することによってできます。したがって同じツーミラーやスリーミラーでも、合わせた鏡の角度の違いによって微妙に変わるわけです。」との記載あり。角度の違う、スリーミラーシステムやツーミラーシステムの映像写真等の記載あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 人形.玩具 (759 9版)
- 参考資料
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- 万華鏡 鏡の中の宝石 山見浩司/講師 日本放送出版協会 2008.12 759 978-4-14-188479-8
- はじめての手作り万華鏡 山見浩司/著 誠文堂新光社 2015.6 759 978-4-416-31519-4
- 魅惑の万華鏡 照木公子/著 日東書院本社 2017.5 759 978-4-528-02162-4
- 万華鏡博物館 大熊進一/著 ベアーズ・日本万華鏡博物館 2008.11 759
- 手作り万華鏡帳(カレイドスコープノート) 新谷松雄/著 東京図書出版 2012.4 759 978-4-86223-555-8
- 万華鏡大全 山見浩司/著 誠文堂新光社 2016.9 759 978-4-416-71401-0
- 万華鏡 大熊進一/文 文渓堂 2003.3 759 4-89423-355-X
- 手作り万華鏡入門 山見浩司/著 誠文堂新光社 2019.5 759 978-4-416-61957-5
- 作って楽しむ万華鏡の秘密 照木公子/編 文化出版局 2004.2 759 4-579-20893-5
- キーワード
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- 万華鏡
- 更紗眼鏡
- 百色眼鏡
- 錦眼鏡
- カレイドスコープ
- 鏡
- 反射
- 表面鏡
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000263697