レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/09/05
- 登録日時
- 2019/07/26 00:30
- 更新日時
- 2019/07/26 14:44
- 管理番号
- 所沢所分-2019-004
- 質問
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解決
「ベルクマンの法則」がどういうものかについて記載がある本はないか。
- 回答
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「ベルクマンの法則」あるいは「ベルクマンの規則」について、下記資料に記載があります。
〇『岩波生物学辞典』 巌佐庸/編集 岩波書店 2013年
〇『学校で習った「法則・定理」ほんとうの使い道』 山根成樹/監修 実業之日本社 2013年
〇『世界大百科事典 4』 平凡社 2007年
〇『体から日本人の起源をさぐる』 尾本恵市/監著 福武書店 1986年
〇『これから始める人のための狩猟の教科書』 東雲輝之/著 秀和システム 2016年
- 回答プロセス
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1.所蔵資料の内容確認
〇『岩波生物学辞典』 巌佐庸/編集 岩波書店 2013年
p.1280 「ベルクマンの規則」の項に、「恒温動物では一般的に、同じ種でも寒冷な地方に生活する個体の方が温暖な地方に生活する個体よりも体重が大きく、また、近縁な異種間では、大形の種ほど寒冷な地方に生息する傾向が見られること。これは、体に対する体表面積の割合が小さくなって体熱の発散が防がれ寒冷地における恒温動物の体温保持に対する適応であると説明される。」と記載あり。
〇『学校で習った「法則・定理」ほんとうの使い道』 山根成樹/監修 実業之日本社 2013年
p.200-205 「アレンの法則・ベルクマンの法則」の項に記載あり。
〇『世界大百科事典 4』 平凡社 2007年
p.477 「温度適応 temperature adaptation」内、「定温動物の温度適応」の項に「ベルクマンの規則」を含む説明の記載あり。
〇『体から日本人の起源をさぐる』 尾本恵市/監著 福武書店 1986年
p.50-51 「第2章 進化とは何だろう」内、「体つきの違いは気候によって左右される」の項に「ベルクマンの法則」について記載あり。
〇『これから始める人のための狩猟の教科書』 東雲輝之/著 秀和システム 2016年
p.224 「エゾシカ」の項に「(前略)~このように同じ種類の動物でも寒い地域に住むほど体が大きくなる傾向はベルクマンの法則と呼ばれます。」と記載あり。
2.記載のなかった資料
×『「物理・化学」の法則・原理・公式がまとめてわかる事典』 涌井貞美/著 ベレ出版 2015年
×『動物の事典』 東京堂出版 1980年
- 事前調査事項
- NDC
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- 生物科学.一般生物学 (460 9版)
- 人類学 (469 9版)
- 参考資料
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- 岩波生物学辞典 巌佐庸/編集 岩波書店 2013.2 460.33 978-4-00-080314-4
- 学校で習った「法則・定理」ほんとうの使い道 山根成樹/監修 実業之日本社 2013.1 404 978-4-408-10975-6
- 世界大百科事典 4 平凡社 2007.9 031
- 体から日本人の起源をさぐる 尾本恵市/監著 福武書店 1986.5 469.91 4-8288-1150-8
- これから始める人のための狩猟の教科書 東雲輝之/著 秀和システム 2016.6 659 978-4-7980-4642-6
- キーワード
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- ベルクマン
- 法則
- 規則
- 生物学
- 適応
- 進化
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000259082