レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/11/27
- 登録日時
- 2020/04/11 00:30
- 更新日時
- 2020/04/11 00:30
- 管理番号
- DR20191000120
- 質問
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解決
江戸時代の国文学者の高田与清が成田、成田山を訪れた時の様子を書いた『相馬日記』を探している。また、題名は不明だが同じ著者の同内容の日記があると聞いたので、それについても調べたい。できれば口語訳のものも見たい。
- 回答
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『房総文庫,4』に「相馬日記 全」の項目があり、こちらを提供した。成田山詣の部分については、「相馬日記 全」のp.30-p.31に記載がある。口語訳としては、『口訳相馬日記』を千葉市花見川図書館より取り寄せて提供した。もう一つの日記として『房総叢書 第5輯 改訂』の「房総叢書 第10巻」p.453-p.474に、「鹿島日記抄」の項目があり、p.473-p.474に成田の記載がある。「鹿島日記」は、国立国会図書館デジタルコレクションで『鹿島日記 古典籍資料』として、公開されている資料をインターネットで閲覧することができる。また、『成田の文学散歩』のp.164-p.167に「相馬日記」と「鹿島日記」の記載がある。
- 回答プロセス
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当館の蔵書検索:全文=「相馬日記」で検索し、ヒットした『房総文庫 4』に「相馬日記」の全文が掲載されていた。また、千葉県立図書館-千葉県関係資料検索(菜の花ライブラリー)で「高田与清」を検索したところ、「「鹿島日記」の著者。鹿島日記は与清が37才の天保元年(1830)江戸を出発して香取・鹿島・銚子・成田・船橋を経て帰るまでの紀行である。」との記載がある。そこで、もう一つの日記として、「鹿島日記」を探した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 9版)
- 参考資料
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- 『房総文庫,4』 崙書房 1973 081.2
- 『口訳相馬日記』 高田与清/著 筑波書林 1983 291.31
- 『成田の文学散歩』 市原 善衛/著 文芸社 1999.8 910.26 , ISBN 4-88737-609-X
- 『 房総叢書,第5輯,改訂』 改訂房総叢書刊行会 1959 081.2
- 千葉県立図書館 菜の花ライブラリー 東総地域人名索引 http://e-library.gprime.jp/lib_pref_chiba/da/detail?qf=&q=%E9%AB%98%E7%94%B0%E4%B8%8E%E6%B8%85&start=1&sort=%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB_STRING+asc%2C+METADATA_ID+asc&dispStyle=&fifq=&tilcod=0000000019-CHB35611&mode=result&category= (2019/12/25)
- 国立国会図書館デジタルコレクション 鹿島日記 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2538706 (2019/12/25)
- キーワード
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- 相馬日記
- 高田与清
- 鹿島日記
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 地域(成田)
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000280511