レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005.01.15
- 登録日時
- 2011/04/17 02:00
- 更新日時
- 2011/04/17 02:00
- 管理番号
- 新市図-00751
- 質問
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解決
明治時代から昭和までの物価が知りたい。明治時代の1円硬貨が現在の価値でいくら位だったのか知りたい。
- 回答
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『値段史年表 明治・大正・昭和』(週刊朝日編 朝日新聞社 1988)によれば,白米10㎏の値段が明治元年は55銭,大正元年は1円78銭,大正15年(昭和元年)3円20銭,昭和20年6円,昭和40年1,125円,昭和60年3,765円と記載されていた。(東京における標準価格10㎏あたりの小売価格)一例として,現在の10キログラムの価格をインターネットでは6280円(税込み)と出ている。(銘柄米を直販価格ということで安価を宣伝していた。)米価だけで比較は無理であるが,それを承知で比較した場合,明治元年では1万倍以上で,明治末年では3500倍程度になる。
- 回答プロセス
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鳥屋野図書館所蔵の『貨幣日本史小百科』(滝沢武雄編 西脇康編 東京堂出版 1999)をあたったが,明治から昭和の貨幣は載っていたけれど,物価や貨幣の価値については載っていなかった。『値段が語る,僕たちの昭和史』(高橋孝輝 主婦の友社 角川書店 2001)も見たが,昭和の値段変遷しかわからなかった。そこで,他館の資料『新・値段の明治大正昭和風俗史』(週刊朝日編 朝日新聞社 1990)と『値段史年表 明治・大正・昭和』(週刊朝日編 朝日新聞社 1988)を取寄せ,内容を確認した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 貨幣.通貨 (337 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 物価
- 明治時代
- 変遷
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000085145