レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009.6.5
- 登録日時
- 2010/03/09 13:38
- 更新日時
- 2010/12/10 08:57
- 管理番号
- 山形県-2009-0001
- 質問
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解決
「羽前山形住藤田昭吉」と書かれた刀が発見された。藤田昭吉について知りたい。
- 回答
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当館所蔵の資料から、下記の資料をご紹介いたします。
資料①には下記のとおり掲載されています。以下抜粋です。
「藤田昭吉は、東京の刀匠栗原昭秀の弟子で、山形の現代刀匠として著名である。戦時中は、専ら軍刀の製作に励んでいた。彼の注文打ちの刀には、見るべきものが多い。昭和45年、67歳で没した」
資料②には、下記のように記載されています。
初代昭吉は本名藤田藤三郎。「出羽国山形於千歳山麓藤田昭吉作之」初銘「吉包」。栗原昭秀門人。明治37年生。
二代昭吉は子息で藤田武一郎。昭和17年より父初代昭吉に師事。山形市小白川在住(平成16年7月現在)昭和6年生
初代昭吉が師事した栗原昭秀について、『日本刀事典』『日本刀大百科事典』に記載されています。本名栗原彦三郎。号は鉄火道人。明治12年2月8日生まれ昭和29年5月5日没。
- 回答プロセス
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山形市史近現代編、山形県史商工業編、山形県芸術文化史、山形の刀剣、日本美術作品レファレンス事典工芸編、には記載がなかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 金工芸 (756 9版)
- 参考資料
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資料①山形市史別巻2/山形市編/1976(K264.1/ヤマ別/2)
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資料②刀工大鑑/得能一男/2004(756.6/トク)
※( )は自館の請求記号です。
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資料①山形市史別巻2/山形市編/1976(K264.1/ヤマ別/2)
- キーワード
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- 刀鍛治
- 藤田昭吉
- 日本刀
- 現代刀工
- 吉包
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000064494