レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/11/11
- 登録日時
- 2019/11/05 00:30
- 更新日時
- 2019/11/07 09:55
- 管理番号
- 所沢本-2019-019
- 質問
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解決
所沢の人で「大野喜三郎」という人について、調べたい。
- 回答
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以下の資料に記載があります。
〇『所沢市茶業史』 所沢市茶業史(富岡編)編纂委員会 富岡茶業協会 1981年
〇『お茶』 所沢市立富岡公民館 1981年
- 回答プロセス
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所蔵資料の内容確認
《参考情報》
・『所沢市史 下』 所沢市史編さん委員会/編 所沢市 1992年
P348「富岡地域の茶栽培」の項に関連記載あり。
「(前略) 所沢地区では現在でも、数多くの製茶農家を擁しているが、中でも富岡村を中心にした北部地区はその製茶技術の改良に努力して人物を多く輩出した。大野喜三郎(北岩岡出身) (中略) 例えば、大野の場合、安政2年(1855)に生まれ、明治3年(1870)、茶業を志し、3年間の修行の末、(以下省略)」との記載あり。
・『ところざわ歴史物語』 所沢市教育委員会/編 所沢市教育委員会 2006年
P114「地場産業の展開」の「狭山茶の生産」の項に関連記載あり。
「(前略) 所沢地区では製茶農家の多かった富岡村を中心に製茶技術の改良に努力した人物があらわれた。大野喜三郎(北岩岡)、(中略) などは、明治・大正期に、この地の茶業の確立に尽力した製茶家である。とりわけ大野喜三郎、藤野定次郎は、初期の製茶の技術指導や共同経営に功績があり、その徳を称える彰功碑が現在も残されている。」との記載あり。
・『広報ところざわ 平成22~24年度』 所沢市総合政策部広報課 所沢市 2014年
平成23年11月号P8「ところざわ 歴史まめ知識」に「゛富岡地区には、製茶技術の向上に功績が高かった大野喜三郎の記念碑が残っています。」との記載あり。
〇『所沢市茶業史』 所沢市茶業史(富岡編)編纂委員会 富岡茶業協会 1981年
P28「大野喜三郎氏」の項あり。
「安政2年6月10日生 大正13年1月10日没
明治3年茶業に志し、入間郡東金子村桑田里吉氏に就き製茶法の伝習を受け、翌4年東京府下小平村宇治流製茶法の名家山崎伊八氏に3カ年師事し、(以下省略)」との記載あり。
〇『お茶』 所沢市立富岡公民館 1981年
P14「富岡茶業の先覚者」の「大野喜三郎氏」の項に、「生涯」(年譜)の記載あり。
×『日本茶業発達史」 大石貞男/著 農山漁村文化協会 1983年
- 事前調査事項
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広報「ところざわ」平成23年11月号8頁に、関連記載があった。
『所沢市史』『ところざわ歴史物語』以外の資料が見たい。
- NDC
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- 農産物製造.加工 (619 9版)
- 参考資料
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- 所沢市茶業史 所沢市茶業史(富岡編)編纂委員会 富岡茶業協会 1981 K619
- お茶 所沢市立富岡公民館 1981 K619.8
- キーワード
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- 大野喜三郎
- 狭山茶
- 地場産業
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000263701