レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年02月20日
- 登録日時
- 2020/06/11 14:59
- 更新日時
- 2020/06/12 09:20
- 管理番号
- 0000110845
- 質問
-
解決
毛利元就、吉川元春、小早川隆景の軍国の言葉をまとめたという「先師語伝(永禄聞書)」は所蔵しているか。
- 回答
-
当館では、「先師語伝(永禄聞書)」(以下、「永禄聞書」)は所蔵していない。
「永禄聞書」は、山口県文書館が所蔵している。同館に確認したところ、同資料の翻刻(活字化した資料)はないとのこと。また、来館による同書の閲覧及び写真撮影は可能。(複写は不可)
なお、同館の『永禄聞書 軍法』の内容紹介では、次のように記述されている。(最終確認日:2020年6月11日、以下同)
“毛利元就の兵法を小早川隆景の遺言として伝えたもの。永禄・元亀・天正・文禄にわたるも、その始まりをもって「永禄聞書」と題すという。”
http://archives.pref.yamaguchi.lg.jp/msearch/search.php?m=esy&op=detail&t=2&id=5979&pg=1&odr=1&c=50」
また、『永禄聞書』は、立命館大学アートリサーチセンターの「ARC古典籍ポータルデータベース」でインターネット公開されている。
ARC古典籍ポータルデータベース:永禄聞書 上巻(立命館大学アートリサーチセンター)
https://www.dh-jac.net/db1/books/results1280.php?f1=nakai0635-01&f12=1&enter=nakai&max=1&skip=0&enter=nakai
ARC古典籍ポータルデータベース:永禄聞書 下巻(立命館大学アートリサーチセンター)
https://www.dh-jac.net/db1/books/results1280.php?f1=nakai0635-02&f12=1&enter=nakai&skip=0&-max=1&enter=nakai
なお、新日本古典籍総合データベースによると、『永禄聞書』の所蔵館は、東京国立博物館、慶応義塾大学、名古屋市蓬左文庫、お茶の水図書館小笠原文庫、仙台伊達家(宮城県立図書館)、山口県文書館となっている。
新日本古典籍総合データベース:永禄聞書(国文学研究資料館)
https://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/029231231
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 中国地方 (217 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 毛利, 元就, 1497-1571
- 吉川, 元春, 1530-1586
- 小早川, 隆景, 1533-1597
- 照会先
-
- 山口県文書館
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000283005