レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年03月20日
- 登録日時
- 2011/04/05 15:08
- 更新日時
- 2011/07/22 12:32
- 管理番号
- 名古屋市千-2011-002
- 質問
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解決
東山動植物園内にあるモノレールはいつからあるのですか。
- 回答
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現在のモノレール(スカイビュートレイン)は、昭和62年3月21日に運行を開始しています。もう一つ、園内の上池門脇には現在は使用されていないフランスのサフェージュ式を導入した日本初の懸垂式モノレールの車両及び軌道が保存されていますが、こちらは昭和39年2月からあります(昭和49年6月1日まで運行した後、赤字のため運休・廃止)。
- 回答プロセス
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(1)東山動植物園内の乗り物ということで、東山公園協会の刊行物の中に記述があると見当をつけ、『東山動植物園とともに歩んだ60年』を調べました。すると「スカイビュートレインの開業」「日本初の懸垂式モノレールの開通」という見出しで記述がありました。後者の見出し記事から、昭和39年から昭和49年まで運行していた以前のモノレールが、フランスのサフェージュ式を導入した日本初の懸垂式モノレールであり、三菱重工業株式会社他4社により開発されたことがわかります。
(2)日本初ということでさらに調べることにし、三菱重工業の社史を検索したところ、『新三菱重工業株式会社史』を見つけました。その中に車体仕様と写真付で懸垂式モノレールについての記述がありました。
- 事前調査事項
- NDC
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- 鉄道運輸 (686 9版)
- 参考資料
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『東山動植物園とともに歩んだ60年』 東山公園協会 2009年 p.57,83
- 『新三菱重工業株式会社史』 三菱重工業株式会社 1967年 p.455-456
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『東山動植物園とともに歩んだ60年』 東山公園協会 2009年 p.57,83
- キーワード
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- モノレール
- 懸垂式モノレール
- サフェージュ式モノレール
- 東山動植物園
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 小中学生
- 登録番号
- 1000084308