レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年04月22日
- 登録日時
- 2020/03/04 12:23
- 更新日時
- 2020/03/29 13:00
- 管理番号
- 千県中新聞-2019-01
- 質問
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解決
京成電鉄のレール幅が、1372ミリメートルから変わったことについて書かれた新聞記事などを見たい。
- 回答
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京成電鉄のレール幅が変わったことについて調査した結果、以下の資料が見つかった。
【資料1】『京成電鉄85年の歩み』(京成電鉄株式会社 1996)
p110-113「昭和34年[1959] 改軌工事完成」年表・写真有
【資料2】『京成電鉄100年の歩み 1909-2009』(京成電鉄株式会社 2009)
p64-65「昭和32年-34年[1957-1959] 日本初の相互乗り入れへ向けて」写真有
p228「年表」
【資料3】『京成電鉄の世界 身近な鉄路の“本格派”雑学』(トラベルMOOK)(交通新聞社 2015)
p56-57「開業5周年を迎える成田スカイアクセス インタビュー 昭和34年の改軌工事を振り返る」写真有
p86-87「地下鉄との相互直通運転」写真有
p108「改軌工事で誕生した幻の中の幻→3日間だけ存在した駅」写真有
p140「京成電鉄のおもな年譜」
【資料4】「京成電鉄 広軌に切替え 都営地下鉄の乗入れで 全線82.5キロ、近く着工」
(『朝日新聞』東京版12版 1958(昭和33)年4月17日) p12
【資料5】「京成は広軌に変える 私鉄の輸送力増強計画」
(『朝日新聞』東京版12版 1959(昭和34)年8月6日) p10
【資料6】「京成は広軌にする 私鉄増強の新五か年計画」
(『読売新聞』夕刊 都民版4版 1959(昭和34)年8月6日) p2
【資料7】「京成電鉄が広軌に 10月着工 銀座直行も夢でない」
(『読売新聞』千葉読売C 13版 1959(昭和34)年8月6日) p10
- 回答プロセス
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1 まず、京成電鉄のレール幅が変わった時期などについて、千葉県資料の図書【資料1~3】の年表などをもとに調べた。
すると、軌道の幅が1372ミリメートルから国際標準ゲージの1435ミリメートルに変更されたということ、また1959(昭和34)年10月9日に着工し、同年11月30日に改軌工事の全工程が完了したということがわかった。
2 1の結果をもとに、朝日新聞記事データベース「聞蔵2ビジュアル」の「朝日新聞縮刷版1879~1999」で「京成電鉄 軌」をキーワードに検索したところ、【資料4・5】が見つかった。
3 【資料4・5】から、国際標準ゲージの1435ミリメートルにしたことが「広軌」に変えたということだとわかったため、読売新聞記事データベース「ヨミダス歴史館」の昭和の地域版で「京成電鉄 広軌」をキーワードに検索したところ、【資料6・7】が見つかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 鉄道運輸 (686 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『京成電鉄85年の歩み』(京成電鉄株式会社 1996)(0200684484)
- 【資料2】『京成電鉄100年の歩み 1909-2009』(京成電鉄株式会社 2009)(0201016136)
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【資料3】『京成電鉄の世界 身近な鉄路の“本格派”雑学』(トラベルMOOK)(交通新聞社 2015)
(0201029484) - 【資料4】「京成電鉄 広軌に切替え 都営地下鉄の乗入れで 全線82.5キロ、近く着工」(『朝日新聞』東京版12版 1958(昭和33)年4月17日) p12
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【資料5】「京成は広軌に変える 私鉄の輸送力増強計画」(『朝日新聞』東京版12版 1959(昭和34)
年8月6日) p10 - 【資料6】「京成は広軌にする 私鉄増強の新五か年計画」(『読売新聞』夕刊 都民版4版 1959(昭和34)年8月6日) p2
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【資料7】「京成電鉄が広軌に 10月着工 銀座直行も夢でない」(『読売新聞』千葉読売C 13版 1959
(昭和34)年8月6日) p10
- キーワード
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- 京成電鉄(ケイセイデンテツ)
- レール幅(レールハバ)
- 改軌工事(カイキコウジ)
- 広軌(コウキ)
- 軌道(キドウ)
- 鉄道(テツドウ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000275373