レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年11月21日
- 登録日時
- 2009/01/31 02:11
- 更新日時
- 2019/09/29 00:30
- 管理番号
- 10-3B-200901-06
- 質問
-
解決
司馬遼太郎が入り浸っていたという御倉門(みくらもん)図書館は、天王寺公園にあった図書館か?
- 回答
-
『大阪市立図書館50年史』によると、正しくは、御倉門図書館でなく、御蔵跡(おくらあと)図書館。
所在地は、南区蔵跡町 御蔵跡小公園内。大正10年10月設立、昭和20年3月全焼。
天王寺公園にあった天王寺図書館(天王寺区茶臼山町115番地)は、
昭和27年12月1日開館であり、御蔵跡図書館とは別である。(現在の天王寺図書館とも別)
司馬遼太郎とのつながりについては、「司馬遼太郎とその時代 戦中篇」(延吉 実/著 青弓社,2002.2)
第2章 夢想の霧のなかで 3 市立御蔵跡図書館 などを参照。
2011.9.19追加
大阪あそ歩(OSAKA-ASOBO)のまち歩きマップ「呉の国から来た織女たち~住吉街道の宿場町・長町(日本橋)を行く~」http://www.osaka-asobo.jp/course/pdf/m/open/i/58?1316437881737 (2011.9.19確認)で、御蔵跡図書館が司馬遼太郎ゆかりの図書館として紹介されている。
2019.9.12追加
「図書館と歩んだ 私の青春 司馬遼太朗氏対談」『大阪市立図書館報 図書館通信』(No.38 , 1971.12)に、司馬遼太朗氏へのインタビュー記事があり、「何を読んでいたか、はっきり記憶しておりませんが、全部といってもよいくらいよんでいたのではないでしょうか」等、図書館の思い出が語られています。
- 回答プロセス
-
当館発行『大阪市立図書館50年史』を確認。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
-
- 当館書誌ID <0012118683> 図書館通信 -大阪市立図書館報- No.1〜58 大阪市立中央図書館/編集 大阪市立中央図書館 1960.10-1981.9
- 「大阪市立図書館50年史」大阪市立中央図書館 1972 <当館書誌ID:0000372730>
- 「司馬遼太郎とその時代 戦中篇」 延吉 実/著 青弓社,2002.2 ISBN 4-7872-9152-1<当館書誌ID:0010241625>
- 大阪あそ歩(OSAKA-ASOBO)まち歩きマップ「呉の国から来た織女たち~住吉街道の宿場町・長町(日本橋)を行く~」http://www.osaka-asobo.jp/course/pdf/m/open/i/58?1316437881737 (2011.9.19確認)
- キーワード
-
- 司馬遼太郎
- 御蔵跡図書館
- 天王寺図書館
- 大阪府大阪市
- 照会先
-
- レファレンス協同データベース「大阪市立図書館のあゆみを知りたい」 https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000093624 (2019.9.12確認)
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000051273