レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006年07月15日
- 登録日時
- 2010/01/13 14:27
- 更新日時
- 2010/04/14 16:17
- 管理番号
- 22-05
- 質問
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解決
衛門三郎伝説の成立はどこまで遡れるか。
- 回答
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石手寺の「板書」(永禄10(1567)年製作)より古い資料を引用している文献は見付からず。
【資料1】P16「衛門三郎のことが出ている一番古い文献は、永禄十年の記銘のある伊予守河野通宣の「予州安養寺」の刻板である。」
【資料2】P118「見聞の範囲から申すならば、石手寺の永禄十年の「板書」(刻字)が早い。」
【資料3】P719「河野通宣による永禄一〇年(一五六七)の石手寺縁起を書いた刻板にみえるから、遅くともこれまでにこの伝説は成立していた」
【資料4】P39「この衛門三郎伝説の初見となるのは、永禄十年(一五六七)四月の日付がある、河野通宣による「石手寺刻板」である。」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『四国遍路のあゆみ』(愛媛県生涯学習センター、2001年)P32で衛門三郎を知った。
- NDC
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- 各宗 (188 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『熊野山石手寺』(北川 淳一郎著、石手寺、1962)
- 【資料2】『四国遍路』(近藤 喜博著、桜楓社、1971)
- 【資料3】『愛媛県史 学問・宗教』(愛媛県、1985)
- 【資料4】『四国遍路の研究』(頼富 本宏ほか著、国際日本文化研究センター、2001)
- キーワード
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- 衛門三郎(えもんさぶろう)
- 右衛門三郎
- 石手寺
- 遍路
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000061903