レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/04/01
- 登録日時
- 2014/05/15 00:30
- 更新日時
- 2014/05/15 00:30
- 管理番号
- 滋2014-0015
- 質問
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解決
明治時代の初めに近江の西大路藩士が政府に改暦を建言したと聞いた。建言者の名前、日付、建言内容を知りたい。
- 回答
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『近江日野の歴史 第4巻』によりますと、「改暦に関しては新政府の成立早々から論議があった。このなかで明治二年十一月に、西大路(にしおおじ)藩士の高橋玉城が、新政府の政策諮問機関であった集議院(しゅうぎいん)に改暦を建言している(近CD18、『改訂維新日誌 第7巻』)。ただし、残念ながら他に史料がなく、具体的な内容は不明だが、先人の事例として記しておこう。」とあります。『改訂維新日誌 第7巻』に収録されている「集議院日誌 第七」には明治2年11月25日の「議建言」として「一、改暦スヘキ事 西大路藩 高橋玉城」とあります。日付けに関しましては、『明治改暦』では明治2年11月23日としていますが、「改暦案の内容は不明である。」とあります。なお、明治2年は西暦1869年です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 時法.暦学 (449 8版)
- 参考資料
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- 1 近江日野の歴史 第4巻 近現代編 日野町史編さん委員会∥編集 日野町 2014.3 S-2145-4 p.70
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2 改訂維新日誌 第7巻 橋本博∥編著 名著刊行会 1966年 2-2106-7 p.272 -
3 明治改暦 岡田芳朗∥著 大修館書店 1994年 G-4498-オ p.78
- キーワード
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- 高橋玉城
- 西大路藩
- 暦
- 集議院
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000153232