レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/04/11
- 登録日時
- 2018/03/30 00:30
- 更新日時
- 2018/03/30 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-170095
- 質問
-
解決
戊辰戦争後の,仙台藩から北海道への移住例について知りたい。
- 回答
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下記資料に記載がありました。※【 】内は当館請求記号
資料1 宮城県史編纂委員会『宮城県史 6』宮城県史刊行会, 1960【K201/ミ1/6】
pp.12-13「旧藩士による北海道開拓」の項
「(前略)明治二年八月,政府に於ては,旧亘理邑主伊達藤五郎(邦成)の熱心な願出をいれて北海道開拓を許可し,開拓使に土地割当を命じたのを最初として,旧岩出山邑主伊達弾正(邦直)・旧白石城主片倉小十郎・旧角田邑主石川大和等の一門衆に対しても,彼等の旧家臣を救わんとの熱意を汲んで,それぞれ領地を下した。(後略)」
資料2 仙台市史編さん委員会『仙台市史 通史編6』仙台市, 2008【K225/セ1-13/6】
pp.39-40「北海道移住」の項
「(前略)白石の片倉小十郎邦憲の家臣団は幌別(北海道登別市)に入植したが,のちに白石・上手稲(札幌市白石区・西区・手稲区)に入植している。角田(宮城県角田市)の石川源太邦光の家臣団は室蘭(北海道室蘭市)への入植をはかったが中途挫折し,片倉・亘理伊達両家に再分配されている。しかし,一八八八年(明治二一),旧石川家臣の泉燐太郎らが夕張郡に移り,角田村(北海道栗山町)を築いた。(後略)」
p.40には,「仙台藩関係の北海道開拓許可地」についてまとめた表が掲載されていました。
また,移住を願い出たものの実施に至らなかった家臣団についても記載がありました。
資料3 菊地勝之助『仙台戊辰物語』宮城県神社庁, 1968【K206/キ1】
pp.23-52「第二 仙台藩民の北海道移住と開拓」
※亘理,岩出山,白石,角田の各支藩の移民と開拓について記載があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 東北地方 (212 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 戊辰の役(1868-1869)
- 仙台藩
- 開拓--北海道
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 社会人
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000233645