レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年03月17日
- 登録日時
- 2021/07/16 19:13
- 更新日時
- 2021/08/25 16:17
- 管理番号
- 京歴-604
- 質問
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大徳寺の塔頭・瑞峯院(京都市北区)にある茶室、平成待庵の寸法が記された平面図等はないか。妙喜庵(国宝「待庵」;京都府乙訓郡大山崎町)の床の間のサイズと比較したい。
- 回答
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平面図は見つからなかったが、インターネットで公開されている論文「近現代の待庵の写し茶室における継承と創意に関する研究」(①)に茶室の寸法等詳細が載っている(表4-1~表4-3)。
[https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/75/654/75_654_1855/_pdf/-char/ja ]【最終確認日:2021年7月31日】
それによれば、床の間の主な寸法は次のとおり。
・国宝「待庵」
床畳 3.82×2.32(単位は何れも尺)
床框~落掛 4.71
床天井高(床畳面~床天井) 5.31
・平成待庵
床畳 4.79×2.31
床框~落掛 4.71
床天井高 6.14
- 回答プロセス
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茶室に関する開架資料や書庫資料(『なごみ』、『淡交』(何れも茶道関係の雑誌で淡交社刊)等)を確認するが、平面図や内観写真は見つかるものの寸法の記載はなかった。
検索エンジンでキーワード「茶道雑誌␣平成待庵」と検索したところ、①が見つかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 各種の建築 (526 10版)
- 茶道 (791)
- 参考資料
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- ①「近現代の待庵の写し茶室における継承と創意に関する研究」 『日本建築学会計画系論文集』第75巻第654号 1855-1863 2010年8月 (https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/75/654/75_654_1855/_pdf/-char/ja)
- キーワード
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- 瑞峯院
- 平成待庵
- 茶室
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000301873