レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/04/01
- 登録日時
- 2008/03/29 16:23
- 更新日時
- 2008/04/01 19:46
- 管理番号
- 松中央-07-29
- 質問
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『愛媛県医師会史』P.646の脚注に「緒方洪庵日記」との書名が出てくるが、どのような資料か。また、それを読む方法はあるか。
- 回答
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『壬戌旅行日記』と題箋されたもので、文久2年(1862年)4月から6月にかけて中四国地方を旅行した際の日記。昭和7年7月~10月の『芸備医事』(芸備医学会)に『緒方洪庵先生「壬戌日記」』と題され連載された事がある。(適塾記念会事務局のご教示による)
- 回答プロセス
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(1)【資料1】のP.489に出てくる緒方洪庵来松の事を述べた資料と思われるが、脚注にはタイトルのみで書誌事項の記載なし。
(2)”緒方洪庵日記”で自館、県立図書館、総合目録、Webcatなど検索するがヒットせず。
(3)【資料2】『岡山県大百科事典 上』P.358・359の「緒方洪庵」の項目に”『壬戌旅行日記』(1862年の中・四国地方への旅日記)”とあることを確認する。
(4)”壬戌旅行日記”で総合目録、Webcatなど検索するがヒットせず。
(5)『国書総目録』にも掲載なし。
(6)適塾記念会に照会。【資料1】に出てくる「緒方洪庵日記」はやはり『壬戌旅行日記』であろう、ということをご教示いただく。また、この時に質問者の方の調査事項に関する箇所を引用して回答いただいたため、調査を終了する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 医学 (490)
- 個人伝記 (289)
- 参考資料
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- 【資料1】『愛媛県医師会史』(愛媛県医師会・1969)|L490.6/エ
- 【資料2】『岡山県大百科事典 上』(山陽新聞社・1980)|R291.75/オ/1
- キーワード
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- 緒方洪庵
- 壬戌日記
- 照会先
- 寄与者
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- 適塾記念会
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000043036