レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年01月11日
- 登録日時
- 2012/07/27 19:56
- 更新日時
- 2012/09/26 16:06
- 管理番号
- 埼浦-2012-025
- 質問
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解決
1958年3月に発行された秩父札所の報告書が見たい。発行者などはわからない。
- 回答
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「秩父札所の文化財を探る 観音霊場三十四所 秩父札所学術調査報告 昭和32年3月調査」(山口平八著)が該当の報告書と思われるが、当館では所蔵していなかった。
国立国会図書館でも所蔵しておらず、埼玉県内では秩父市立秩父図書館のみ所蔵していることを紹介した。
- 回答プロセス
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『秩父札所 観音霊場への誘い』(清水史郎著 さきたま出版会 2000)
p94「昭和32年(1957)に「秩父観音霊場学術調査」が行われている。石田茂作博士(奈良国立博物館館長)以下5氏と14番今宮坊前住職田島凡海師らによるもので、翌年3月この結果としてまとめられた「学術調査報告集」(山口平八氏記)が秩父札所の歴史と文化財としての意義を教えてくれる。」とあり。
『秩父三十四札所考』(河野善太郎著 埼玉新聞社 1984)
p109「第三項『学術調査報告』と開創時代の推測」
「昭和三十二年三月秩父新聞社の主催で、石田茂作博士を班長として、秩父巡礼札所についての学術調査が行われており(以下略)」とあり。
書名は「学術調査報告」と考えられる。
秩父市立図書館の蔵書目録を〈学術調査報告〉で検索する。
「秩父札所の文化財を探る 観音霊場三十四所 秩父札所学術調査報告昭和32年3月調査 筆写版」(山口平八著)あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏会 (186 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 秩父札所
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000109404