このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼熊-2015-059
事例作成日
(Creation date)
2013/09/06登録日時
(Registration date)
2014年09月19日 18時36分更新日時
(Last update)
2016年03月14日 15時04分
質問
(Question)
『古代東国と大和政権』(森田悌著 新人物往来社 1992)p20の図〈稲荷山古墳出土辛亥銘鉄剣銘文〉の出典を知りたい。1980年代に出版された資料に載っていたと記憶している。
回答
(Answer)
質問資料の図と同一のものは確認できなかった。部分的に類似している図や文のある資料が5点見つかったため、提供した。
『辛亥銘鉄剣と金石文』(埼玉県県民部県史編さん室編 埼玉県 1983)
 p63 字体・内容は類似している。文字数の補記の位置と全文の改行位置が異なる。
『埼玉稲荷山古墳辛亥銘鉄剣修理報告書』(埼玉県教育委員会 1982)
 図版7〈辛亥銘鉄剣実測図(表出後)〉が質問資料の図に類似している。ルーラの表記がやや異なる。
 p5〈金象嵌銘文の配列〉は、字体・内容(金象嵌銘文トレス図)が類似している。全文の改行位置が異なる。活字化された銘文は質問資料の図と8文字目が異なる。
『さきたま古墳群と北武蔵の農具 展示ガイド』(埼玉県立さきたま資料館編 埼玉県立さきたま資料館 1986)
 p7 銘文の字体・行の区切り位置が質問資料の図と類似している。文字数の補記の位置・大きさがやや異なる。また、巻頭写真〈稲荷山古墳出土金錯銘鉄剣〉の活字化された銘文は、質問資料と表の8文字目・30文字目が異なる。
『ここまでわかった!稲荷山古墳 鉄剣銘文発見20年の成果 シンポジウム』(埼玉県立さきたま資料館 1998)
 p44 鉄剣の図なし。白抜き文字の字体・文字数の補記は類似している。活字化された銘文は表の8文字目が異なる。質問資料より出版時期が後。
『埼玉稲荷山古墳』(埼玉県教育委員会 1980)
 p57「第36図 辛亥銘鉄剣実測図(表出後)」は質問資料の図と酷似している。
 p58「第37図 金象嵌銘文トレス図」は質問資料の銘文と字形は近い。改行位置・文字数の補記の位置が異なる。

村田朋美ほか著「表面錆からみた稲荷山鉄剣の材質(技術トピックス)」(『鉄と鋼 69(16)』p145-150 日本鉄鋼協会 1983)
 p147〈稲荷山鉄剣表裏の文字〉銘文の字体・内容が類似している。改行位置が異なる。文字数の補記はついているが、活字化された銘文および鉄剣の実測図なし。
回答プロセス
(Answering process)
鉄剣の実測図(ルーラを含む)が質問資料の図と類似しているか、銘文の字体および内容が合致しているか、文字数の補記が同じ適正な場所にふられているか、活字化した銘文の内容が合致しているか、の4点を確認して資料を調べる。

自館目録を〈辛亥銘鉄剣 or 稲荷山古墳〉で検索する。また、2013年8月27日から11月21日開催の自館資料展示「日本古代の豪族たち~役人にして経営者にしてリーダー~」の展示資料リストをあわせて確認する。
回答資料のほか、類似の図や文なし。

《NDL-OPAC》を〈金象嵌銘〉で検索する。( https://ndlopac.ndl.go.jp/  国会図 2013/09/06最終確認)
関連すると思われる文献3件中2件は自館に所蔵なし。
『稲荷山古墳出土鉄剣金象嵌銘概報』(埼玉県教育委員会 1979)類似の図・文なし。
《NDL-OPAC(雑索)》を検索する。
論題〈辛亥銘鉄剣〉で雑誌記事を検索するが、関連記事なし。
論題〈稲荷山鉄剣〉で1980年代の雑誌記事を検索する。
村田朋美ほか著「表面錆からみた稲荷山鉄剣の材質(技術トピックス)」(『鉄と鋼 69(16)』p145-150)(回答資料)
佐々木稔著「"稲荷山鉄剣"の製法と復原の試み」(『日本金属学会会報 22(9)』p832-834 日本金属学会 1983)
 p832 復原剣の字体は類似。銘文の内容は〈読み下し文の例(さきたま資料館案内書による)〉にあり現代仮名遣い。
中村啓信著「稲荷山鉄剣銘から記紀へ」(『國學院雜誌 81(6)』p1-18 國學院大學綜合企画部 1980)
「"稲荷山鉄剣"表面錆の解析」(『Museum 378』p4-11 新日本製鉄基礎研究所製鉄史研究会 東京国立博物館  1982)
 p11〈稲荷山古墳出土鉄剣(表裏)〉の写真あり。活字化された銘文の漢字は同じ。質問資料の図と8文字目が異なる。文字数を示す補記なし。

雑誌記事「"稲荷山鉄剣"の製法と復原の試み」の記述より、さきたま資料館の案内書を確認する。
『さきたま古墳群と北武蔵の農具 展示ガイド』(回答資料)
埼玉県教育委員会発行資料・博物館発行資料・パンフレットを確認する。
自館目録を〈全項目:さきたま資料館〉で検索する。
『ここまでわかった!稲荷山古墳 鉄剣銘文発見20年の成果 シンポジウム』(回答資料)
『古代東国の武人たち』(埼玉県さきたま資料館 1989)p9に漢字文(活字)あり。
『ガイドブックさきたま』(埼玉県立さきたま資料館 1998)p8-9 原文と読み下し文あり。

インターネット情報を確認する。
《埼玉県立さきたま史跡の博物館》( http://www.sakitama-muse.spec.ed.jp/  さきたま史跡の博物館 2013/09/03最終確認)刊行物一覧のページあり。

新聞記事を確認する。
索引「文化(発見)」より 
「欠落四文字も判明」『朝日新聞縮刷版』1978年11月19日朝刊(22)
「古代照らすか「五面の鏡」」『朝日新聞縮刷版』1978年12月15日朝刊(15)
 いずれも該当なし。
事前調査事項
(Preliminary research)
『古代東国と大和政権』(森田悌著 新人物往来社 1992)
NDC
貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション  (090 9版)
関東地方  (213 9版)
日本史  (210 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
辛亥銘鉄剣
稲荷山古墳
稲荷山鉄剣
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査 書誌的事項調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000160055解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!