レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/02/15
- 登録日時
- 2015/03/15 00:30
- 更新日時
- 2015/03/17 09:05
- 管理番号
- 千県東-2014-0014
- 質問
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解決
小念仏の内容、意味、目的、千葉県での伴奏の歌などを知りたい。
- 回答
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以下の資料を提供。
『茨城の小念仏』(河野弘著 筑波書林 1981)【資料1】※県立図書館所蔵なし。県内図書館から取寄せ。
『邦楽百科辞典』(音楽之友社 1984)【資料2】
【資料2】p403「こねんぶつ 小念仏」の項に「千葉県を中心とする関東地方一帯に分布する歌と踊。千葉や茨城の真言宗寺院では毎年三月三一日の弘法大師忌の<正御影供>に信者たちによる<だらぶく>念仏供養がおこなわれるが、そのあいまの余興として老婆たちが鉦(かね)・太鼓で即興的にうたい踊ったのがはじまりといわれている。やがて盆、彼岸、法会、念仏講などの集まりにも踊られるようになり、集団的な娯楽に芸能に変化していった」との記述あり。
また「千葉県山武郡千代田村白桝の粉屋のお小夜をうたった≪白桝粉屋≫の冒頭の歌詞は サァ チョイト ハ 出た出た今出て踊るのは あれは白桝の粉屋の娘(むすめ)か なる程よい娘(こ)だ……」という記述もあったため、「白桝粉屋」について記述のある資料も紹介する。
『芝山町史 通史編 下』(芝山町史編さん委員会編 千葉県山武郡芝山町 2006)【資料3】p411-412「白枡粉屋おどり」
- 回答プロセス
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1.自館OPACを全項目「小念仏」で検索。ヒットなし。
2.千葉県内図書館横断検索でキーワード「小念仏」で検索。【資料1】がヒット。
3.おそらく仏教関係の歌らしい、ということで【資料2】を閲覧。該当の記述あり。
4.【資料2】に記述のあった「白枡粉屋踊り」は現芝山町の発祥のようなので、【資料3】を閲覧。該当の記述あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 年中行事.祭礼 (386 9版)
- 邦楽 (768 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『茨城の小念仏』(河野弘著 筑波書林 1981)
- 【資料2】『邦楽百科辞典』(音楽之友社 1984)(2100047003)
- 【資料3】『芝山町史 通史編 下』(芝山町史編さん委員会編 千葉県山武郡芝山町 2006)(2102082594)
- キーワード
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- 小念仏(コネンブツ)
- 白枡粉屋踊り(シラマスコナヤオドリ)
- 白枡粉屋踊り(シラマスコナヤオドリ)
- 念仏踊(ネンブツオドリ)
- 千葉県―芝山町(チバケン シバヤママチ)
- 民謡(ミンヨウ)
- 郷土芸能(キョウドゲイノウ)
- 無形民俗文化財(ムケイミンゾクブンカザイ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000169009