レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年03月03日
- 登録日時
- 2012/05/18 13:28
- 更新日時
- 2012/05/18 13:28
- 管理番号
- 福井県図-20120303
- 質問
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解決
明治後期から昭和初期にかけて、敦賀港周辺にあった洋風建築物の位置を知りたい。
具体的には、
(1)旧天谷五郎右衛門家事務所
(2)初代ロシア領事館(大正15年頃)
(3)旧敦賀商工会議所(相生町)
(4)ソ連領事館(敦賀高等女学校付近:北津内町:現在の本町2丁目)
(5)旧敦賀郵便局(現在の相生町:明治42年築)
(6)旧敦賀警察署(現在の港町 明治41年築)
(7)敦賀町役場(現在の本町1丁目)
- 回答
-
当館ホームページ貴重資料データベースより、大正15年の敦賀の地図に、①④以外の建築物が出ている。
http://www.library.pref.fukui.jp/webmuseum/collect/detail.do?data_id=3987
(上記画面で、左下の[高精細]をクリックすると、画像を拡大して見ることができる。)
(4)は、『いま甦るみなとまち敦賀の町並み』p90-91の昭和8年の地図に出ている(武生へ至るトンネルの附近)。
(1)は不明。
- 回答プロセス
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1.貴重資料データベースで、当館所蔵の「画像あり」で検索。
→大正15年の敦賀の地図を見ると、ほぼ出ていた。
2.敦賀の地図、歴史の本を調べる。
→『いま甦るみなとまち敦賀の町並み』に明治から昭和初期の地図あり。
ソビエト領事館についての記述(『敦賀市史 通史編下巻』p280-281より要約)
大正14年に日ソの国交回復によって敦賀駐在領事が着任したが、ソビエト政権が樹立されたばかりで領事館新築の余裕がなく、蓬莱町の大崎喜蔵宅の 一部を借用し、大正15年に開館。同15年に町会で、川崎から松栄にまたがる県有砂浜地を無償で借り受けることとし、町費で建設。
3.建築に関する資料を調べる。
→『福井の歴史的建造物』(福井県/発行 2005年) なし
4.福井県関係調査相談DB、googleで「天谷五郎右衛門」を検索
→該当なし
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 8版)
- 参考資料
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- 『いま甦るみなとまち敦賀の町並み』p90-91(気比史学会 1988年) H295/K2/1
- キーワード
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- 敦賀市
- 地図
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000106203