レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年2月5日
- 登録日時
- 2006/04/28 02:10
- 更新日時
- 2006/04/30 11:56
- 管理番号
- 県立長野-05-137
- 質問
-
解決
明治35年の中央線沿線(茅野・諏訪・木曽福島)にあった、大きな製材所の名前を知りたい。記載されている資料を紹介してもらいたい。
- 回答
-
時代が古く資料もすくないので、明治35年前後というかたちでの回答とする(質問者了承済み)。
明治40年発行の『信濃山林誌』に、「県下製材業者一覧」あり(p.143-144)。中央線沿線では、大桑村の製材所(当時は製板所とよんでいた)の名がひとつ挙げられている。
また、製材所の名前こそ書かれていないが、『大桑村史』にも明治30年以降の製材所について記述あり(p.738)。『長野県西筑摩郡地図』にも木曽地方に10ヵ所製板所が載っており、うち木曽福島にも2つあり。
茅野・諏訪に関しては地史等を調査したが製材所についての記述なし。
- 回答プロセス
-
① 当館で所蔵している製材業者名簿は昭和29年以降のもの。そのため県史や市町村史などの歴史資料を調査。
茅野・諏訪・木曽福島の町村史及び長野県史を調査するが、該当事項についての記述なし。
② 歴史ではなく林業からも調査。郷土資料650の棚を調査したところ、『信濃山林誌』に県下製材業者一覧表を発見。
③ 一覧表のうち、木曽地方では大桑村に製材所があったので、『大桑村史』も調査したところ、若干の記述あり。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 森林史.林業史.事情 (652 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 製材所
- 製板所
- 長野県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000028507