レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/4/1
- 登録日時
- 2019/12/14 00:30
- 更新日時
- 2019/12/19 14:11
- 管理番号
- 葛中-2019011
- 質問
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解決
著名人で犯罪を犯した人は東京拘置所に入ることが多いが、それは何故か。また、東京拘置所が何故葛飾区に建てられたのか、経緯を知りたい。
- 回答
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元刑務官が書いた『東京拘置所のすべて』によると、「東京地検が逮捕したから東京拘置所に入る。検察庁が逮捕するケースは特別な事件に限られる。普通は警察が逮捕し留置場に身柄を拘禁して取調べを行っている。(略)検察庁に収容施設がないから東京拘置所に留置している」とあります。東京地検とは東京地方検察庁の略称で、大規模事件などを取り扱ったりすることが多いようです。そのため著名人の事件を取り扱うことも多いと思われます。
葛飾区に建てられた経緯ですが、2012(平成24)年に当館に質問のあった「東京拘置所の前身について」でも触れられていますが、現在拘置所がある場所には、明治時代には煉瓦製造所が設置されていました。その後獄舎が建設され、小菅監獄となり、大正時代に小菅刑務所と改められました。東京拘置所は、当初中野にありましたが、1945(昭和20)年敗戦によりGHQに接収されたため、急遽小菅刑務所に移転し、その後巣鴨に移転併設されるなどを経て、1971(昭和46)年、現在地にて東京拘置所として落ち着きました。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 刑法.刑事法 (326 9版)
- 参考資料
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1 『東京拘置所のすべて-元刑務官が明かす 取り調べ、衣食住、死刑囚の処遇…知られざる拘置所暮らしの全貌-』 坂本敏夫著 日本文芸社 2006,p.17 p.176
2 『葛飾区史 増補 中巻』 葛飾区役所/編 葛飾区役所 1985,p.1032-1038
3 『葛飾区史 増補 下巻』 葛飾区役所/編 葛飾区役所 1985,p.455-457
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1 『東京拘置所のすべて-元刑務官が明かす 取り調べ、衣食住、死刑囚の処遇…知られざる拘置所暮らしの全貌-』 坂本敏夫著 日本文芸社 2006,p.17 p.176
- キーワード
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- 葛飾区,拘置所,東京拘置所,著名人
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000270237