レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年11月04日
- 登録日時
- 2020/03/06 16:28
- 更新日時
- 2020/08/15 12:16
- 管理番号
- 埼熊-2019-114
- 質問
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解決
『新編武蔵風土記稿 [第4期]第7巻 大日本地誌大系 13』(蘆田伊人編集校訂 雄山閣 1996)のp248「弥陀堂」の項とp332に書かれている、岡部六弥太と別所村に関する言い伝えについて、他に記述のある資料を探している。
- 回答
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下記の資料と情報を提供した。
1 図書
『新編武蔵風土記稿 [第4期]第8巻 大日本地誌大系 14』(蘆田伊人編集校訂 雄山閣 1996)
p26「足立郡之十五 別所村」の項に「別所村は岡部六弥太忠澄郡内に別所と唱ふる村を六所に置き、当村は其一なる由土人の口碑に残れり、(後略)」とあり。
『武蔵国郡村誌 第3巻』(埼玉県編 埼玉県立図書館 1954)
p166「別所村」の項に「風土記に岡部六弥太忠澄郡内に(後略)」とあり。
『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会[ほか]編 角川書店 1988)
p765「べっしょ 別所 〈大宮市〉」に「新編武蔵」には「往古岡部六弥太忠澄(後略)」との記述あり。
『埼玉県の地名 日本歴史地名大系 第11巻』(平凡社 1993)
p147「浦和市 別所村」の項に「足立郡内には別所村が六村あり、各村とも阿弥陀像一体を安置したという。」とあり。
p246「「風土記稿」によると、大谷領に属した。鴻巣領別所村(現北本市)には往古岡部六弥太忠澄が足立郡内諸所を領した頃、郡内に別所六ヶ所置いたとの伝えがあり、(後略)」とあり。
『埼玉県地名誌 名義の研究』(韮塚一三郎著 北辰図書 1977)
p27「別所(べっしょ)」の項に、由来が「岡部六弥太」であるという説は根拠が乏しいとの記述あり。
2 インターネット情報
《国会図書館デジタルコレクション》「新編武蔵風土記稿. 巻之140 足立郡之6,巻之141 足立郡之7,巻之142 足立郡之8,巻之143 足立郡之9,巻之144 足立郡之10」(内務省地理局 1884)巻之142 足立郡之8 p4-5「別所村」の項(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/763998 国会図書館)37-38コマ 国立国会図書館/インターネット公開
「但鴻巣領別所村弥陀堂ノ伝ヘニハ」とあり。
- 回答プロセス
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1 『新編武蔵風土記稿 [第4期]第7巻 大日本地誌大系 13』を確認する。
2 郡村誌を調べる。
3 人名事典を調べる。
4 『新編武蔵風土記稿』に記述のある「鴻巣領の別僧巣村弥陀堂」について調べる。
5 埼玉人物文献索引データベースを〈岡部忠澄〉で検索する。
6 地名辞典を調べる。
7 北本の伝説について調べる。
8 北本の弥陀堂について調べる。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2018年11月4日。
- 事前調査事項
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『埼玉県人物誌』(加藤三吾著 歴史図書社 1976)
『深谷市の史跡案内』(深谷上杉・郷土史研究会編纂 深谷上杉・郷土史研究会 2011)
『ふるさと岡部 郷土再発見紀行』(岡部町商工会青年部まちづくり委員会編 岡部町商工会青年部 2002)
『岡部町人物誌』(山口律雄著 博字堂 1995)
- NDC
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- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 伝説.民話[昔話] (388 9版)
- 参考資料
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- 『新編武蔵風土記稿 [第4期]第8巻 大日本地誌大系 14』(蘆田伊人編集校訂 雄山閣 1996) , ISBN 4-639-00017-0
- 『武蔵国郡村誌 第3巻』(埼玉県編 埼玉県立図書館 1954)
- 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会[ほか]編 角川書店 1988)
- 『埼玉県の地名 日本歴史地名大系 第11巻』(平凡社 1993) , ISBN 4-582-49011-5
- 『埼玉県地名誌 名義の研究』(韮塚一三郎著 北辰図書 1977)
- キーワード
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- 岡部 六弥太(オカベ ロクヤタ)
- 民間伝承-埼玉県
- 埼玉県-さいたま市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 人物 地名
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000275444