レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006年06月05日
- 登録日時
- 2006/12/05 13:56
- 更新日時
- 2006/12/05 14:24
- 管理番号
- 青山学院大学本館-4
- 質問
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ある文献に引用されているCharles Wesleyの下記の詩の出典と訳が知りたい。
Hear Him, ye deaf; His praise, ye dumb,
Your loosened tongues employ;
Ye blind, behold your Savior come,
And leap, ye lame, for joy!
- 回答
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大塚野百合『賛美歌・聖歌ものがたり』(創元社、1995年)に当該節の散文訳と確認できるものがあった。また、聖歌91番の5節も短くした同内容のものであった。
- 回答プロセス
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まず、GoogleでCharles Wesleyと冒頭の1フレーズを入れて検索。
WORSHIPであることがわかり、その中の12番に入っていた。
タイトルは“O for a thousand tongues to sing”
それを手がかりに讃美類を著者索引から調べる。現行のプロテスタント用讃美歌の62番、讃美歌21の4番にあった。ただ、それぞれ5節6節までしかない。讃美歌略解では、「今では普通7節から第12節まで歌われる」とあり、讃美歌21解説では、「現在では、第7,8,9,11,12節そして、頌栄である第1節を最後に歌う版がほぼ定着している」とあった。ただ、かなり意訳しているため、照合できない。その後聖歌を調べたところ91番の第5節が近い歌詞であることを確認。 キリスト教音楽に詳しい先生、職員複数にも依頼メールを送っておいたため、アドヴァイスをいくつかいただいた。大学教員の専門家からのアドヴァイスに大塚野百合『賛美歌・聖歌ものがたり』(創元社、1995年)に著者による散文訳があるとのこと。早速調べるとその5節が聖歌の詩を散文にした詳しいものであった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 典礼.祭式.礼拝 (196 9版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
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- 大学職員、教員
- 牧師
- 寄与者
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- 大学教員
- 備考
- 調査種別
- その他
- 内容種別
- 詩の出典と訳
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000031989