レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008年01月11日
- 登録日時
- 2008/01/11 13:54
- 更新日時
- 2008/01/11 14:39
- 管理番号
- 青山学院大学本館-6
- 質問
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解決
「呻く(うめく)」の「呻」の語源は?
- 回答
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「申」は、甲骨文字では電光がのびるさま、篆文では左右の両手で中央の-線を長く押し伸ばすさまを表し、
長くのびるという意味がある。
「(意符)口」+「(音符)申」で「声を長く引きのばす=うめく」となった。
- 回答プロセス
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『字通』『字統』(白川静、平凡社)を案内するが、「声符は申。〔節文〕二上に「吟なり」、また吟字条二上に「呻くなり」とあって互訓。」と解説が難しいため、他の辞典を探す。『学研漢和大字典』(p.225)や『角川大字源』(p.310-311)では上記のような分かりやすい解説があったのでこの2冊を紹介する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 語源.意味[語義] (812 9版)
- 参考資料
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『学研漢和大字典』藤堂明保編、学習研究社、1980
『角川大字源』尾崎雄二郎 [ほか] 編、角川書店、1992
『漢字の成立ち辞典』加納喜光著、東京堂出版、1998
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『学研漢和大字典』藤堂明保編、学習研究社、1980
- キーワード
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- 呻
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 教員
- 登録番号
- 1000040831