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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
神奈川県立図書館 (2110018)管理番号
(Control number)
企-130020
事例作成日
(Creation date)
2014年01月23日登録日時
(Registration date)
2014年01月23日 14時10分更新日時
(Last update)
2014年01月23日 14時10分
質問
(Question)
高校生からのレファレンスで、演劇における上手と下手の印象の違い、および、舞台前方と後方の印象の違いを知りたい。
例えば、上手から役者が出てくるのと、下手から役者が出てくるのとでは、観客はどのような印象の違いをもつのか。
回答
(Answer)
以下に掲げる文献①によると、「本舞台は、上手・下手、舞台中央、舞台前・舞台奥-平舞台・二重舞台、以上五つの場と三つの位置関係に分析される。これらの各場は、その場の性質に従って演出と密接に結びつき、舞台の演出の定式として守られてきている。」「舞台各場の性質、その比重に合せて役の上下、内容の上での身分の上下等によって演技の場、居どころが決ってくるのである。」とあり、各場によって確かにそれぞれの効果があることを伝えた。
また、②③の文献についても、紹介した。

①『演劇學』第6号 早稲田大学演劇学会、1964年
p.35より「歌舞伎の定式舞台と演出」というテーマで語られている。特に、p.38から「本舞台各場と演出の関係」という項目があり、1上手と下手、2舞台中央、3舞台前・舞台奥-平舞台・二重舞台、という関係について記載がある。

②『日本人の表現力と個性』熊倉千之著 中公新書 1990年 資料番号20272274、請求記号810/102
p.11の「日本の演劇空間」という項目において、短いが歌舞伎・人形浄瑠璃・能楽の視点から上手・下手の関係について記載があった。「江戸時代の観客の眼は、上手から下手に自然に動いて、上手の主人公側の立場で舞台を観ていた。だから、下手から誰かが入ってくれば、それは主人公にとって、何か非日常的なドラマが起こるきっかけだった。」

③『舞台文庫 第8巻』ルース・クライン著 東京創元社 1955年 資料番号11775285 請求記号770.8/2/8
第一部「劇を見る」よりp.7~14にわたり、舞台の分け方、舞台のレベル(高低)の演出について書かれている。舞台を6ブロックに分け、それぞれの区域を芝居の力関係において演出する方法について具体的に書かれている。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
演劇  (770)
日本語  (810)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介 事実調査
内容種別
(Type of subject)
言葉
質問者区分
(Category of questioner)
高校生
登録番号
(Registration number)
1000143870解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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