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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000148754
提供館
(Library)
京都府立高等学校図書館協議会司書部会 (1210025)管理番号
(Control number)
京高図司-2013-03
事例作成日
(Creation date)
2014年01月31日登録日時
(Registration date)
2014年01月31日 16時31分更新日時
(Last update)
2015年04月20日 11時17分
質問
(Question)
文挟(ふみばさみ・ふばさみ)を使っていたのはなぜか。
回答
(Answer)
貴人に直接文書類を手渡すのは失礼に当たるため。また、文書の使者である文使いはほとんどが身分の低い下仕えで、貴人が住む邸宅に上がることができず、庭先に控えて御殿の上にいる離れた相手に文書類を差し出していたため。
回答プロセス
(Answering process)
『角川古語大辞典』を参照すると、「直接手渡しては失礼に当る貴人などに文書類をその先端に挟んで渡すための一・五㍍ほどの杖」とあった。文挟についての説明が記載された文献は多くあるが、文挟が使われていた理由について記載されている文献はほとんど見つからず、インターネットでも検索してみると、以下の参考資料に挙げたHPが見つかった。
事前調査事項
(Preliminary research)
『竹取物語』に手紙が出てくる描写があるが、文挟を使っていたのはなぜかという質問があった。「蓬莱の玉の枝」の話の中に、「かかる程に、おのこども六人、つらねて庭に出きたり。一人の男、文挟に文をはさみて申。」とある。『新日本古典文学大系17 竹取物語・伊勢物語』で該当箇所を確認すると「文挟」には欄外の注で「高貴な人に奉る書状を捧げるための細い棒や竿。先端を二つに割ったり書状を挟む金具をつけたりした。」とあった。また、『源氏物語図典』や『日本古典文学全集 8 竹取物語 伊勢物語 大和物語 平中物語』に文使いが文挟を使っている様子がイラストで描かれている。
NDC
小説.物語  (913 9版)
風俗習慣.民俗学.民族学  (380 9版)
参考資料
(Reference materials)
『角川古語大事典』岩波書店、1999
『新日本古典文学大系17 竹取物語・伊勢物語』岩波書店、1997
『源氏物語図典』小学館、1997
『日本古典文学全集8 竹取物語 伊勢物語 大和物語 平中物語』小学館、1972
京都学園大学人間文化学会
http://www.kyotogakuen.ac.jp/~o_human/wp/association/?cat=35 (2014.1.29確認)
宮内庁HP 京都御所と離宮の栞
http://www.kunaicho.go.jp/event/kyotogosho/pdf/shiori6.pdf (2014.1.29確認)
キーワード
(Keywords)
竹取物語
文挟
文杖
文刺
文使い
手紙
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
言葉
質問者区分
(Category of questioner)
教職員
登録番号
(Registration number)
1000148754解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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