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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼熊-2019-118
事例作成日
(Creation date)
2019年8月30日登録日時
(Registration date)
2020年03月10日 16時38分更新日時
(Last update)
2020年09月17日 12時18分
質問
(Question)
1945年4月中旬頃、米国大統領が日本の在スイス大使に「日本と和睦したいので仲介を頼みたい。日本政府の要人に連絡してほしい」という電報を送ったが、日本海軍の豊田副武軍令部総長と米内光政海相が断ったらしい。このいきさつについて知りたい。
回答
(Answer)
下記の資料を紹介した。

『終戦工作の記録 下』(栗原健[ほか]編 講談社 1986)
 p282-313スイスにおける和平工作(藤村「ダレス工作」)のいきさつと関係者の陳述録や外交記録の引用あり。
 p290藤村義朗陳述録に五月八日午後に海軍大臣、軍令部総長宛に電報を発したとあり。
『昭和史の天皇 第2』(読売新聞社 読売新聞社 1967) 
 p342-370スイスにおける和平工作(「ダレス工作」)の記述あり。p359「日本側から和平を申し入れたのではなく、アメリカ側からダレス機関を通じて和平の交渉を申し入れて来た、とせっぱつまってウソをついた。」とあり。
『ある終戦工作』(森元治郎著 中央公論社 1980)
 p171-172スイス駐在海軍武官藤村義朗中佐による藤村工作について記述あり。
『終戰史録 上卷』(外務省編纂 新聞月鑑社 1952)
 p298-314「第二十二篇 ダレス工作」の項に和平工作について記述あり。p306に五月八日に緊急第一電が発せられたとあり。
『日本終戦史 中巻 まぼろしの和平工作』(林茂[ほか]編 読売新聞社 1962)
 p60-85「ベルン-東京35本の暗号電報」の項に和平工作のいきさつあり。p74「和平交渉を向こうから持ち込んできたという話だということにすれば、大本営もすなおに話に乗ってくるだろう。」とあり。
『戦後秘史 1 崩壊の歯車』(大森実著 講談社 1975)
 p206-229和平交渉の電報が無視された状況の記述あり。
辺見じゅん著「日本を愛したスパイ」(『文藝春秋 1992年5月号 70-5』p300-323 文芸春秋社 1992.5)
 p312-317和平工作について記述あり。
『アレン・ダレス 原爆・天皇制・終戦をめぐる暗闘』(有馬哲夫著 講談社 2009)
 p218-241和平工作について記述あり。
『GHQ歴史課陳述録 終戦史資料 下』(佐藤元英[ほか]編 原書房 2002)
 p596-598、626-659、906-908和平工作について記述あり。
藤村義朗著「痛恨!ダレス第一電」(『文藝春秋 1951年5月号 29-7』p106-118 文藝春秋社 1951.5)
 和平工作について記述あり。
回答プロセス
(Answering process)
1 自館目録を〈米内光政〉〈豊田副武〉〈終戦史録〉で検索する。

2 《Google ブックス》( http://books.google.co.jp/  Google)を〈豊田副武 & 米内光政 & スイス & 電報〉で検索する。
辺見じゅん著「日本を愛したスパイ」(『文藝春秋 1992年5月号 70-5』p300-323 文芸春秋社 1992.5)
 p313「この和平工作については『終戦工作の記録』(江藤淳監修、栗原健・波多野澄雄編)等にも紹介されているのだが(中略)」とあり。
 p315 スイス在住の米要人アレン・ダレス氏による和平工作についての記述あり。

3 2の情報から『終戦工作の記録』を確認する。
『終戦工作の記録』p564-566に引用文献一覧あり。

4 ダレス工作に関連する資料を調査する。

5 4で調査した資料の参考ウェブサイトを確認する。
《日瑞関係のページ》( http://www.saturn.dti.ne.jp/~ohori/
 「藤村義一 第二部」の項に参考文献の記載あり。

6 5の参考文献を調べる。

7 自館目録を〈アレン・ダレス〉で検索する。

8 3の『終戦工作の記録』の引用文献『ある終戦工作』を確認する。

ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2019年8月30日。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
日本史  (210 9版)
参考資料
(Reference materials)
『終戦工作の記録 下』(栗原健[ほか]編 講談社 1986), ISBN 4-06-183808-3
『昭和史の天皇 第2』(読売新聞社 読売新聞社 1967)
『ある終戦工作』(森元治郎著 中央公論社 1980), ISBN 4-12-100581-3
『終戰史録 上卷』(外務省編纂 新聞月鑑社 1952)
『日本終戦史 中巻 まぼろしの和平工作』(林茂[ほか]編 読売新聞社 1962)
『戦後秘史 1 崩壊の歯車』(大森実著 講談社 1975)
『アレン・ダレス 原爆・天皇制・終戦をめぐる暗闘』(有馬哲夫著 講談社 2009)
『文藝春秋 1992年5月号』(文芸春秋社 1992)
『文藝春秋 1951年5月号』(文藝春秋社 1951)
『GHQ歴史課陳述録 終戦史資料 下』(佐藤元英[ほか]編 原書房 2002), ISBN 4-562-03443-2
キーワード
(Keywords)
太平洋戦争 (1941-1945)
戦争-日本-歴史
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
歴史
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000275703解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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