レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年07月15日
- 登録日時
- 2012/09/24 11:10
- 更新日時
- 2012/11/28 13:33
- 管理番号
- 埼熊-2012-127
- 質問
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解決
赤城山麓の北西にある昭和村の歴史について書いてある本はあるか。昭和村は戦争直後に開拓された村である。
群馬県史に載っているのではないか。
- 回答
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群馬県昭和村の歴史について書かれていると思われるものに「昭和村のあゆみ」(未所蔵)がある。
「昭和村のあゆみ」昭和村企画編集 [昭和村] 2008 183p 31cm(国会図蔵)
昭和村は昭和33年に久呂保村と糸之瀬村が合併して誕生している。合併前の久呂保村と糸之瀬村の歴史については『利根郡誌』に記述があった。
『利根郡誌』(郡馬県利根教育会編 郡馬県利根教育会 1970) 郡馬県利根教育会昭和5年刊の複製。
p537-560「久呂保村」、p561-584「糸之瀬村」の章あり。 昭和5年頃までの歴史はたどれる。
群馬県の地名事典にも昭和村の歴史について簡単な記述がある。
『角川日本地名大辞典 10 群馬県』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会編纂 角川書店 1988)
p1326-1328〈昭和村〉の項に沿革の記述あり。
『日本歴史地名大系 10 群馬県の地名』(平凡社 1987)p80〈昭和村〉の項あり。
インターネットの《昭和村》のホームページでは年代ごとになっている年表を見ることができる。
《群馬県昭和村公式ホームページ》(http://www.vill.showa.gunma.jp/ 昭和村 2012/09/25最終確認)
《村のあゆみ》のページには、年代ごとの年表あり。(http://www.vill.showa.gunma.jp/introduction/history/00.htm 昭和村 2012/09/25最終確認)
- 回答プロセス
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《Google》を〈昭和村〉で検索したところ《群馬県昭和村公式ホームページ》がヒット。《村のあゆみ》のページに、年代ごとの年表があることがわかる。「久呂保村と糸之瀬村が合併して昭和村が誕生」とある。
《NDLサーチ》を検索したところ、「昭和村のあゆみ」がヒット。
『群馬県史』を調査
『群馬県史 通史編 10』の索引により
『群馬県史 通史編7』(群馬県史編さん委員会編 群馬県 1991)p821過疎地と指定された村として昭和村があがっている程度
『群馬県史 通史編8』(群馬県史編さん委員会編 群馬県 1989)p740-741野菜の生産に関する記述に名前があがっている程度
群馬県の歴史関係資料の調査
『利根郡誌』(回答資料)
『群馬県立文書館収蔵文書目録 28 利根郡昭和村諸家文書』(群馬県立文書館編 群馬県立文書館 2008)
p7-11(解題)、p165-169(解題)昭和村の中の森下村にある家の文書なので、解題中に森下村の江戸時代から明治時代に関する歴史について記述あり。
その他調査済み資料は以下のとおり
『ぐんまの昭和史』上・下(石原征明著 みやま文庫 2003-2005)
『群馬県の歴史』(西垣晴次〔ほか〕編 山川出版社 1997)
『群馬史再発見』(近藤義雄〔ほか〕共著 あさを社 2001)
『群馬の歴史と文化』(近藤義雄監修 みやま文庫 2001)
群馬県の地理関連資料を調査
『角川日本地名大辞典 10 群馬県』(回答資料)
『日本歴史地名大系 10 群馬県の地名』(回答資料)
- 事前調査事項
- NDC
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- 関東地方 (213 9版)
- 参考資料
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- 「昭和村のあゆみ」(昭和村企画編集 [昭和村] 2008)
- 『利根郡誌』(郡馬県利根教育会編 郡馬県利根教育会 1970) (郡馬県利根教育会昭和5年刊の複製)
- 『角川日本地名大辞典 10 群馬県』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会編纂 角川書店 1988)
- 『日本歴史地名大系 10 群馬県の地名』(平凡社 1987)
- キーワード
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- 群馬県-昭和村-歴史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 地名
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000111689