レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/03/12
- 登録日時
- 2012/03/17 02:00
- 更新日時
- 2012/03/17 02:00
- 管理番号
- 1000000551
- 質問
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解決
ナナフイバル(那覇市安謝の原名)の地名の由来について。
- 回答
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下記の資料を紹介する。
『沖縄県の地名』(平凡社 編・刊、2002年)
p173 「安謝村」の項より、貧しい奉公人に田を与えた七与平利田がある、との記載あり。
『沖縄の地名の由来』(崎原 恒新、月刊沖縄社、1985年)
p309 「七堀畑」
那覇市天久にある地名。この地名について、『伊良皆の民話』(読谷村歴史博物館、1979年)に、貧乏で畑を売ったり、買い戻したりして七度に及んだので、その地名がついた、とある。
『伊良皆の民話』(読谷村教育委員会 編・刊、1979年)
p225 「七堀畑」
「七堀畑」の民話を掲載。注として、「那覇市天久に伝わる畑名。『遺老説伝』(那覇市史資料篇)には、七与平利畠として、七名の農夫の話がある」と記されている。
『那覇市史 資料篇 第1巻1』(那覇市総務部市史編集室、那覇市役所、1968年)
p94 「(32) 真和志天久七与平利畠」の項あり。七名の奉公人の話が載っている。
『真和志市誌』(新垣 清輝、真和志市役所、1956年)
p55 「七與平利田(ナナヒリイタ)」の項あり。
七名の奉公人の逸話が載っている。
『安謝誌』(安謝誌編集委員会 編・刊、2010年)
p30 「…安謝・天久間の急坂をナナユヒービラと呼んでいた。ナナユヒーの由来は諸説あるようだが…」と記述されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 1 沖縄県の地名 平凡社 2002.12 K29/O52 p173
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2 沖縄の地名の由来 崎原 恒新∥著 月刊沖縄社 1985.3 K29/SA42 p309 -
3 伊良皆の民話 読谷村教育委員会∥編 読谷村立歴史民俗資料館∥編 読谷村教育委員会 1979.3 K388/Y81 p225 -
4 那覇市史 資料篇 第1巻1 那覇市総務部市史編集室∥編 那覇市役所 1968.6 K23/N27/1-1 p94 -
5 真和志市誌 新垣 清輝∥著 真和志市役所 1956.2 SK23/A63 p55 -
6 安謝誌 安謝誌編集委員会∥編 安謝誌編集委員会 2010.12 K23/A88 p30
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 地名
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000103738