レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年9月25日
- 登録日時
- 2007/07/11 02:10
- 更新日時
- 2007/07/13 09:17
- 管理番号
- OSPR05090019
- 質問
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解決
『衆妙庵法難記』を読みたい。『忘れられた殉教者』(奈良本辰也、高野澄著、小学館、1972)
p216に出てくる。それによると信得院日潤が安政5年(1858年)に書いたとのこと。
あとがきに参考文献があるが、どれも所蔵していないので、未確認です。
- 回答
-
国立国会図書館NDL-OPACで検索したところ、「衆妙庵法難記」は、
『岡山県地方史資料叢書』第7巻に収録されているようです。
この資料は、国会図書館には所蔵されていますが、当館では所蔵しておりません。
そのほかに、当館では、
『禁制不受不施派の研究』(宮崎英修著、平楽寺書店、1959)末尾の
人名・書名索引を確認いたしましたが、「日潤」「衆妙庵法難記」とも
見当たりませんでした。
本文も簡単に見てみましたが、関係するところはなさそうでした。
他に、「不受不施派」でしらべたところ、まず『不受不施派殉教の歴史』
(相葉伸著、大蔵出版、1976)というものがありましたが、
こちらも「衆妙庵」などに関する箇所は見つけられませんでした。
また『不受不施派農民の抵抗』(安藤精一著、清文堂、1976)というものがあり、
そこで「大阪衆妙庵の法難」として、天保の大法難のことを、
同じく『衆妙庵法難記』によって紹介しています。
こちらの方が、『忘れられた殉教者』のものより、若干詳しい内容に
なっているようですが、肝心の『衆妙庵法難記』がどのような本なのか
については当館の資料では分かりませんでした。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 各宗 (188 8版)
- 参考資料
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- 『禁制不受不施派の研究』(宮崎英修著、平楽寺書店、1959)
- 『不受不施派殉教の歴史』(相葉伸著、大蔵出版、1976)
- 『不受不施派農民の抵抗』(安藤精一著、清文堂、1976)(ページ:133)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌事項調査
- 内容種別
- 出版情報
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000035932