レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/07/31
- 登録日時
- 2009/03/20 02:10
- 更新日時
- 2009/03/20 02:10
- 管理番号
- 千県東-2008-0002
- 質問
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解決
号「昆陽」の由来
千葉県の蘭学者「青木昆陽」の号である「昆陽」の由来は何か?
- 回答
-
『青木昆陽伝』(平野元三郎、隣人社、1968)によると、
昆陽の“生地日本橋小田原町は旧日比谷村に属していたので、「日比」を一字につめて「昆」につくり、村の東南部であるから「陽」で、中国風の号にしたのではあるまいかとも思える。(中略)また父の故郷摂津多田附近は有名な「昆陽野」の地方であることから、昆陽を撰んだかとも想像される”との記述がある。
- 回答プロセス
-
『千葉大百科事典』(千葉日報社、1982)には記載なし。
●人名辞典で調査
『日本人名大事典』(平凡社、1979)
“通稱は文藏、名は敦書、字は厚甫、昆陽は號”とあるが由来についての記述はなし。
『新訂増補 号・別名辞典 古代・中世・近世』(日外アソシエーツ、2003)
号から本名が分かる辞典なので、由来についての記述はなし。
『新訂増補 人物レファレンス事典 古代・中世・近世編』(日外アソシエーツ、1996)
説明はなし。ここから他の人物事典にはあたらず。
●伝記等に記載があるか
『年譜青木昆陽傳』(青木七男、2005)→なし
『青木昆陽伝』(平野元三郎、隣人社、1968)→推測だが由来の記載有り
『実学史研究』「青木昆陽伝再考」(実学資料研究会/編、思文閣出版、1994)
『日本随筆大成第1期20』「昆陽漫録」他(日本随筆大成編集部/編、吉川弘文館、1994)
『芋奉行青木昆陽』(羽太雄平、光文社、1997)
上記3冊は丹念には見ていないが、記載は見当たらず。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 青木昆陽
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000052665